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第167章 審判
君は、月の気持ちを考えたことがあるかい?
しおりを挟む君は、月の気持ちを考えたことがあるかい?
月は、科学技術や探索を望んでいなかったかもしれない。
例えば、かぐや姫のような
物語の舞台で、あり続けたかったかもしれない。
「ママ、あの月に、餅をついているウサギが見えるよ。」とか
「パパ、お月さま取って。」とか…
子供達に、夢を与える存在でいることが、望みかもしれない。
科学技術が人々に齎らしたものは、
良い事なのか?
そうでなかったのか?
本当のことなんて、当事者でしか、分かりはしない。
牡蠣?← かぐや姫と入力しようとしたら、か
を入力しただけで、牡蠣の漢字が登場した。
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