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第167章 審判
モナリザという紫陽花があることを知る。
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2020.07.16
ネットを見ていて、モナリザという紫陽花があることを知る。
モナリザは、紫陽花なのに、なでしこだという。
詳細は、こちら。
モナリザ | アジサイの育て方.net
https://アジサイの育て方.net/アジサイの種類/モナリザ.html
モナリザは、加茂花菖蒲園が作出したガクアジサイの品種です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとして、
とても有名な絵と同じ名前であるモナリザとは、
どのような特徴を持ったアジサイなのでしょうか。
[モナリザ]
■モナリザの特徴
◎アジサイなのにナデシコ
モナリザは、装飾花がてまりのようにまとって咲く、テマリ咲きタイプのアジサイです。
装飾花が1つの塊となって咲くので、ガク咲きよりも華やかさがあります。
モナリザの装飾花は、花弁が4枚~5枚の一重咲きです。
テマリ咲きタイプでも花自体が一重だと、とてもシンプルな印象になることがありますが、
モナリザは花弁に特徴があるので、それほど簡素には見えません。
その特徴というのが、ナデシコのような花形をしていることです。
花弁の縁にギザギザの切れ込みが入るので、これだけでも動きができます。
さらに装飾花が開花しても平らにならず、
少しすぼまったように咲くため、のっぺりとしません。
平たく咲く品種に比べて少しボリュームが出るためか、
一重咲きなのに八重咲きのような豪華さがあります。
どこか西洋アジサイのような華やかさもありつつ、
ナデシコの可愛らしさや奥ゆかしさも感じられる品種となっています。
テマリ咲きタイプのアジサイには時々あるのですが、
装飾花の集まり方によって花房の形が微妙に異なります。
その中でも見ると嬉しくなるのが、ハート形の花房です。
テマリ咲きとしては形が乱れているように思えますが、
それでもハート形に咲いたように見えると、とても嬉しい気持ちになれます。
◎飽きのこない花色と白覆輪
モナリザの花色は、土の酸度によって変化します。
酸性が強ければ青紫に、中性なら紫、アルカリ性ならピンク色になります。
どの色が咲いても、ビビッドなはっきりとした濃い色ではなく、
かといって溶けてしまいそうな薄い色でもなく、趣があって素敵な色になります。
花弁の縁には覆輪が入りますが、もともとの地色がそれほど濃いわけではないため、
覆輪と地の色の間がくっきりと分かれていません。
覆輪の白と地の色がはっきり分かれていると、色のコントラストが強くなります。
そういった花色も美しいですが、少し地の色が薄く、
覆輪と地の色の境目がはっきりしていない、よくなじんだ色のアジサイもとてもキレイです。
あまりにもパキッと色が分かれていると、
見ていて目が疲れるように感じることがありますが、
優しい色をしたモナリザなら、どれだけ眺めていても疲れたり、飽きたりしません。
装飾花の中心に目がありますが、この目の部分も地の色と同じ色に染まります。
目の部分が白く抜けることがないということと、少しすぼまったように咲くことが重なって、
少し奥行があるように感じ、装飾花が少し大きく見えます。
実際の花房の大きさは特別大きいわけではありませんが、
こういった奥行を感じられることにより、視覚的に花房が大きく見え、
それだけ見映えのする株となります。
◎丈夫な株
覆輪のある花を咲かせるアジサイは、少し性質が弱いことが多いですが、
モナリザはその中でも丈夫な品種です。
全体的な印象としては、ガクアジサイらしいがっしりとした株です。
枝もしっかりとしていますし、葉も、
一般的なアジサイと同じくらいの大きさと色の濃さがあります。
この色が濃いめの葉が、奥ゆかしさを感じる花形と花色をよく引き立たせてくれます。
生長がそれほど早いわけではないため、鉢植えでも育てることができます。
ただ、覆輪を持つ品種の中では性質が丈夫で旺盛に育つため、
庭植えにして大株に育てるのがお勧めです。
■モナリザの育て方のポイント
基本の育て方は、一般のアジサイと同じです。
花色は土の酸度によって変わるため、
毎年同じ色で咲かせたい場合は、酸度の調整が必要となります。
青紫にするなら酸性、紫なら中性、ピンクならアルカリ性に調整します。
販売店によっては、モナリザ(ブルー)やモナリザ(ピンク)という風に、
花色を指定した状態で販売していることもありますが、
土の酸度を変えれば花色は変わります。
もしピンクに咲かせたいのにブルーのモナリザを購入したとしても、
植え替えた時の土をアルカリ性に整えておけば、翌年はピンクの花が咲きやすくなります。
ポット苗を購入した場合は、すぐに植え替えが必要と分かりますが、
意外と開花株も鉢が小さすぎる場合が多いので、植え替えが必要となります。
花が咲いている間は、植え替えをすると傷むので、花が終わってから植え替えを行います。
一回り大きい鉢に植え替えるか、思い切って地植えにおろすことで、水切れの心配が減ります。
モナリザは花弁に白い覆輪を持つ品種ですが、
栽培している環境によっては、覆輪の幅が変わります。
覆輪の調整の仕方が確立しているわけではありませんが、
どうやら冬の温度と日照条件にカギがあるようです。
冬に寒さをきちんと経験した株は、温室で過ごした株よりも覆輪が出やすくなるようです。
また、明るい日陰でも育つ品種ですが、
半日陰以上の日照がある場所で育てることでも、覆輪が出やすくなるようです。
※ 転載終わり
ポイント
●特徴として、ナデシコのような花形をしているという。
(花弁の縁にギザギザの切れ込みが入る)
●テマリ咲きタイプのアジサイみたいに、装飾花の集まり方によって花房の形が微妙に異なる。
形が乱れている?
ハート形に咲いたようにも見えるらしい。
●土の酸度を変えて、好みの色を咲かせることが出来る。
土の酸度を変えれば花色は変わる。
もしピンクに咲かせたいのにブルーのモナリザを購入したとしても、植え替えた時の土をアルカリ性に整えておけば、翌年はピンクの花が咲きやすくなる。
秩序なき時代
世の中を動かす力や権限のある上の人たちは、
自分たちに都合良く民衆を操る。
しかしながら
民衆は、もう騙されない。
モナリザという紫陽花は、
青紫にするなら酸性
紫にするなら中性
ピンクだったらアルカリ性に調整すれば良い。
多様性が求められる時代
それぞれが、それぞれに
好みの色の花を咲かせる。
紫陽花のように、飾り花(装飾花)は、集まる。
集合意識で、全体の形をハート型にさせる。
憎しみよりも愛
争いより平和
そっちの方が、良いに決まってる。
ネットを見ていて、モナリザという紫陽花があることを知る。
モナリザは、紫陽花なのに、なでしこだという。
詳細は、こちら。
モナリザ | アジサイの育て方.net
https://アジサイの育て方.net/アジサイの種類/モナリザ.html
モナリザは、加茂花菖蒲園が作出したガクアジサイの品種です。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたとして、
とても有名な絵と同じ名前であるモナリザとは、
どのような特徴を持ったアジサイなのでしょうか。
[モナリザ]
■モナリザの特徴
◎アジサイなのにナデシコ
モナリザは、装飾花がてまりのようにまとって咲く、テマリ咲きタイプのアジサイです。
装飾花が1つの塊となって咲くので、ガク咲きよりも華やかさがあります。
モナリザの装飾花は、花弁が4枚~5枚の一重咲きです。
テマリ咲きタイプでも花自体が一重だと、とてもシンプルな印象になることがありますが、
モナリザは花弁に特徴があるので、それほど簡素には見えません。
その特徴というのが、ナデシコのような花形をしていることです。
花弁の縁にギザギザの切れ込みが入るので、これだけでも動きができます。
さらに装飾花が開花しても平らにならず、
少しすぼまったように咲くため、のっぺりとしません。
平たく咲く品種に比べて少しボリュームが出るためか、
一重咲きなのに八重咲きのような豪華さがあります。
どこか西洋アジサイのような華やかさもありつつ、
ナデシコの可愛らしさや奥ゆかしさも感じられる品種となっています。
テマリ咲きタイプのアジサイには時々あるのですが、
装飾花の集まり方によって花房の形が微妙に異なります。
その中でも見ると嬉しくなるのが、ハート形の花房です。
テマリ咲きとしては形が乱れているように思えますが、
それでもハート形に咲いたように見えると、とても嬉しい気持ちになれます。
◎飽きのこない花色と白覆輪
モナリザの花色は、土の酸度によって変化します。
酸性が強ければ青紫に、中性なら紫、アルカリ性ならピンク色になります。
どの色が咲いても、ビビッドなはっきりとした濃い色ではなく、
かといって溶けてしまいそうな薄い色でもなく、趣があって素敵な色になります。
花弁の縁には覆輪が入りますが、もともとの地色がそれほど濃いわけではないため、
覆輪と地の色の間がくっきりと分かれていません。
覆輪の白と地の色がはっきり分かれていると、色のコントラストが強くなります。
そういった花色も美しいですが、少し地の色が薄く、
覆輪と地の色の境目がはっきりしていない、よくなじんだ色のアジサイもとてもキレイです。
あまりにもパキッと色が分かれていると、
見ていて目が疲れるように感じることがありますが、
優しい色をしたモナリザなら、どれだけ眺めていても疲れたり、飽きたりしません。
装飾花の中心に目がありますが、この目の部分も地の色と同じ色に染まります。
目の部分が白く抜けることがないということと、少しすぼまったように咲くことが重なって、
少し奥行があるように感じ、装飾花が少し大きく見えます。
実際の花房の大きさは特別大きいわけではありませんが、
こういった奥行を感じられることにより、視覚的に花房が大きく見え、
それだけ見映えのする株となります。
◎丈夫な株
覆輪のある花を咲かせるアジサイは、少し性質が弱いことが多いですが、
モナリザはその中でも丈夫な品種です。
全体的な印象としては、ガクアジサイらしいがっしりとした株です。
枝もしっかりとしていますし、葉も、
一般的なアジサイと同じくらいの大きさと色の濃さがあります。
この色が濃いめの葉が、奥ゆかしさを感じる花形と花色をよく引き立たせてくれます。
生長がそれほど早いわけではないため、鉢植えでも育てることができます。
ただ、覆輪を持つ品種の中では性質が丈夫で旺盛に育つため、
庭植えにして大株に育てるのがお勧めです。
■モナリザの育て方のポイント
基本の育て方は、一般のアジサイと同じです。
花色は土の酸度によって変わるため、
毎年同じ色で咲かせたい場合は、酸度の調整が必要となります。
青紫にするなら酸性、紫なら中性、ピンクならアルカリ性に調整します。
販売店によっては、モナリザ(ブルー)やモナリザ(ピンク)という風に、
花色を指定した状態で販売していることもありますが、
土の酸度を変えれば花色は変わります。
もしピンクに咲かせたいのにブルーのモナリザを購入したとしても、
植え替えた時の土をアルカリ性に整えておけば、翌年はピンクの花が咲きやすくなります。
ポット苗を購入した場合は、すぐに植え替えが必要と分かりますが、
意外と開花株も鉢が小さすぎる場合が多いので、植え替えが必要となります。
花が咲いている間は、植え替えをすると傷むので、花が終わってから植え替えを行います。
一回り大きい鉢に植え替えるか、思い切って地植えにおろすことで、水切れの心配が減ります。
モナリザは花弁に白い覆輪を持つ品種ですが、
栽培している環境によっては、覆輪の幅が変わります。
覆輪の調整の仕方が確立しているわけではありませんが、
どうやら冬の温度と日照条件にカギがあるようです。
冬に寒さをきちんと経験した株は、温室で過ごした株よりも覆輪が出やすくなるようです。
また、明るい日陰でも育つ品種ですが、
半日陰以上の日照がある場所で育てることでも、覆輪が出やすくなるようです。
※ 転載終わり
ポイント
●特徴として、ナデシコのような花形をしているという。
(花弁の縁にギザギザの切れ込みが入る)
●テマリ咲きタイプのアジサイみたいに、装飾花の集まり方によって花房の形が微妙に異なる。
形が乱れている?
ハート形に咲いたようにも見えるらしい。
●土の酸度を変えて、好みの色を咲かせることが出来る。
土の酸度を変えれば花色は変わる。
もしピンクに咲かせたいのにブルーのモナリザを購入したとしても、植え替えた時の土をアルカリ性に整えておけば、翌年はピンクの花が咲きやすくなる。
秩序なき時代
世の中を動かす力や権限のある上の人たちは、
自分たちに都合良く民衆を操る。
しかしながら
民衆は、もう騙されない。
モナリザという紫陽花は、
青紫にするなら酸性
紫にするなら中性
ピンクだったらアルカリ性に調整すれば良い。
多様性が求められる時代
それぞれが、それぞれに
好みの色の花を咲かせる。
紫陽花のように、飾り花(装飾花)は、集まる。
集合意識で、全体の形をハート型にさせる。
憎しみよりも愛
争いより平和
そっちの方が、良いに決まってる。
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