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第166章 新しい風を巻き起こすのは私たち
鐘には、色々な種類がある。
しおりを挟む少し前のニュースの記事を読んでいた。
HUFFPOSTより一部、抜粋
1月31日、英国は欧州連合(EU)から離脱した。歴史的なその出来事を自ら実現させたジョンソンにとって、達成感に満ちた瞬間だったに違いない。
ただ、その後の英国のコ○ナ対策には、EU離脱が多少なりとも影響することになった。
『ロイター通信』が、英国の対応を詳細に検証した4月7日付の特別報告「ジョンソンはコ○ナについて科学者の意見を聴いたが、科学者たちの警鐘が遅かった」によると、2月13日から3月30日の間にEUがコ○ナ対策で開いた首脳級または閣僚級の会合を、英国はまだ参加資格があるにもかかわらず、8回にわたって欠席した。
理由は定かでないが、EUに頼りたくない意識があったと容易に想像できる。
その結果、EUが合意した人工呼吸器の共同購入スキームへの参加を逃したという。
英国はその後、人工呼吸器不足で悩むことになった。
同特別報告はまた、与党保守党の政治家らがコ○ナを、悪性のインフルエンザ程度に捉え、致死率の高さに対しても甘い認識しか抱いていなかった、と伝えている。
コ○ナに対する危機感はこの頃、英国で全般的に強くなかったことがうかがえる。
●特にこの内容に注目
『ロイター通信』が、英国の対応を詳細に検証した4月7日付の特別報告「ジョンソンはコ○ナについて科学者の意見を聴いたが、科学者たちの警鐘が遅かった」によると、2月13日から3月30日の間にEUがコ○ナ対策で開いた首脳級または閣僚級の会合を、英国はまだ参加資格があるにもかかわらず、8回にわたって欠席した。
英国の首相、ジョンソンは、E Uから離脱し、達成感に満ちていた。
新型コ○ナウィルスは、新型のインフルエンザぐらいにしか考えておらず、甘くみていたと、記者は記述していた。
2月13日から3月30日の間にEUがコ○ナ対策で開いた首脳級または閣僚級の会合を、英国はまだ参加資格があるにもかかわらず、ジョンソンは、8回にわたって欠席、イギリス国内にコ○ナウィルスは拡がり、自らにも、その毒牙が向けられ感染、一時は、生命が危機的な状況だったと聞いた。
何も私は、ジョンソン首相の対応を、批判しようとしているのではない。
与党保守党の政治家らがコ○ナを、悪性のインフルエンザ程度に捉え、致死率の高さに対しても甘い認識しか抱いていなかった→《甘くみていた》は、発生当初は、どの国にも、共通する意識だったと思う。
はじめの頃は、アジアだけで、拡がっている病気であると、認識されたから、欧米諸国では、アジア人が差別されているというニュースが流れた。
ところで、私は、ニュースの中に、鐘を発見した。
鐘には、色々な種類がある。
福音の鐘ばかりではない。
カンパネラという、小さな鐘がある。
そして、警鐘という名の
危険を知らせる鐘もあるのだ。
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