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第166章 新しい風を巻き起こすのは私たち
日本人の神観念 第124章からの転載 2018.07.12 掲載
しおりを挟む日本人の神観念について
再び、本居宣長から学びを得ようと思った。
日本人の神観念: 四宮政治文化研究所
http://shinomiya-m.txt-nifty.com/diary/2014/09/post-654a.html
日本人の神観念
2014/09/08 0:39:57 文化・芸術
戰爭の根本原因を取り除くためには、神は人間の罪を裁き人間を懲らしめる存在ではなく、人間は本來神と相対立し神に裁かれる存在ではないという信仰に回帰しなければならない。
そして、人類の自己處罰方法たる戰爭を無用に歸せしめなければならない。
<神と人との合一><罪の意識の浄化>を最高形態としている信仰は、日本伝統信仰・神ながらの道である。全人類を戰爭の慘禍から救う道は、日本伝統信仰への回帰である。日本伝統信仰の世界的に宣揚することが私たち日本民族の使命である。
日本の四季の変化が規則正しく温和な自然環境は、自然を友とし自然の中に神を観る信仰を生んだ。
日本民族は、天地自然を神として拝む。神は到る処に充ち満ちています。
自然が神である。
日本の神とはいかなるものか。
本居宣長の『古事記伝』には次のように書かれている。
「凡て迦微とは、古御典等(イニシヘノフミドモ) に見えたる天地の諸(モロモロ)の神たちを始めて、其(ソ) を祀(マツ)れる社に坐御靈(イマスミタマ)をも申し、又人はさらにも云鳥獣(トリケモノ) 木草のたぐひ海山など、其余何(ソノホカナニニ) にまれ、尋常(ヨノツネ)ならずすぐれたる徳(コト)のありて、可畏(カシコ) き物を迦微とは云なり」と。
宣長は「尋常ならずすぐれたる徳のありて可畏(かしこ)きものが神である」と定義している。
「可畏し」という言葉の意味は、おそれおおい、もったいない、貴い、はなはだしい等々であろうが、それらを総合したような感情において神を考えるということであろう。
日本民族は、天地自然に素直なる感動と畏敬の念を持ち、天地自然を神として拝んだのである。また、死者の靈も神として拝んだ。一神教の神観念とは大きく異なる。
それでは、日本民族の神観念と一神教の神観念とは全く相容れないかというとそうではない。
日本人の神観念には、「神はこんな形だ」という一定の相形(すがたかたち)はない。
神は無限である。
だから、神はありとあらゆる姿に現れる。神は無相であると共に無限の相たり得るのである。
日も月も山も海も大木も風も水も神として拝まれる。
神は本来が無相であり無限であり、どんな姿にでも現れ、我々を護りたまうのである。
※ 転載終わり
本居宣長の『古事記伝』
私が求めていた神観念は、これに近い。
この記述は、森羅万象に神を見出していたレオナルド・ダ・ヴィンチ の神観念に繋がっている。
そして、この内容は、エジプト神話にも繋がる。
●トート神は、人間に大切な道しるべを示した。
●そして、オグドアドは、人間に大事なのことを教えてくれた。
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