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第165章 ピンチをチャンスに
その日、その時 日本の安倍晋三首相と、 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、危険極まりない場所で、日韓首脳会談をしていた。
しおりを挟む2019年のクリスマス・イヴ
2019.12.24
日本の安倍晋三首相と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、訪問先の中国のホテルで会談した。
日韓首脳会談は1年3カ月ぶりだ。
45分間の会談のうち、最も長い15分間を費やしたのが、最悪の日韓関係を生むきっかけとなった「元徴用工問題」についてだった。
韓国大法院(最高裁)が昨年10月、旧朝鮮半島出身労働者(=元徴用工)への賠償を日本企業に命じた問題である。
振り返ってみたら、日韓首脳会談は、2019年のクリスマス・イヴだ。
同じ日、職場が、華南海鮮市場に近い場所にあるという、
武漢市在住の23歳の男性は、突然体調を崩した。
最初に違和感を覚えたのは?
2019年の12月24日
仕事を終えた際、体調が悪いと感じたため、友人と会う約束をキャンセルし帰宅した。
男性はこのときの症状を「めまい、頭痛、それに四肢が少し痛みました」と振り返る。
翌朝出勤しようとしたが、「症状はひどくなっていた。全身の力が抜けるような感じがした」といい、急いで休みを取り地元の病院に向かったという。
この時はまだただの風邪だと考えていたといい、熱も出ていなかった。
熱が出たのは?
12月27日
点滴を受けたが体調は良くならず、「力が抜けてほとんど動けなくなった」と振り返っている。
病院で検査したところ、血液検査では異常はなかったというが、肝機能検査で「正常ではない点があった」という男性。
大学に付設されている病院でようやく「肺炎」の診断が下される。このとき、熱は40度を上回ることもあったという。男性は当時を次のように回想する。
「たくさん質問をされました。仕事場はどこかとか、(関係者が多く感染した)華南海鮮市場に行ったかとか...。仕事場が市場から直線距離で数百メートルだと告げました」
その後、専門家と、感染者の隔離治療が行われている別の病院とビデオ会議を開き、男性はその病院に移送されることが決まった。…………
●ポイントを抑えながら整理してみる。
仕事場が、華南海鮮市場から直線距離で数百メートルの場所にあるという、
武漢在住23歳の男性が、突然体調を崩した。
この男性は、この後、原因不明の肺炎が原因だと診断された。
感染の隔離治療が、行われた。
この23歳の男性は、突然体調を崩した時、最初は熱もなく、
ただの風邪だと思ったらしい。
熱が出たのは、3日後の27日…
専門家と、感染者の隔離治療が行われている別の病院がビデオ会議が開かれ、
男性はその病院に移送されることが決まった。
隔離治療が行われている病院に、その男性は移送されることが決まる。
その日、その時
原因不明の病気が流行っていることを中国当局は、知っていたという見解が導きだせる。
その日、その時
日本の安倍晋三首相と、
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、危険極まりない場所で、日韓首脳会談をしていた。
戦場のメリー・クリスマス
目に見えない戦争ほど、恐ろしいものはない。
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