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第165章 ピンチをチャンスに
首の折れたマリア様
しおりを挟む人間50も過ぎたら、色々なところで記憶違いが起きてくる。
首の折れたマリア様の夢を見たのは、2009年の7月だった。
7月のある日
夢を見た。
夏だというのに
夢のなかでは
雪が降っていた。
私は小さな女の子。
マリアさまのお人形を
大事にしていた。
マリア様の首はポキンと折れてる。
長い長い雪の坂道を
サンタを探し
歩いていた 。
諦めかけた
その時
小さな灯りがともる 家を見つけた。
私は
そこで
やっと
サンタを見つけた。
私は
嬉しくて
嬉しくて
泣いた。
サンタは
首の折れたマリアさまのお人形を
元の通りに
直してくれた。
私は
サンタと共に
雪の坂道を
歩きはじめた。
マリア・ルス?
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