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第58章 行き場のない、遥かなる想い
美術家の梅原氏に送ったFAX ①
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私は、美術の専門家の方に、何とかコンタクトを取らせて頂きたいと思い、あちこち、働きかけてはいたのだが、ことごとく、空振りだった。
ある日、モナ・リザを実際に彫刻化されて、その感想や論文を書かれていた方がいらっしゃることを知った。その方は、ネットにその論文のようなものを投稿されていたので、私は、拝見させていただくことにした。
読み終わって興奮冷めやらず、私は、その方にFAXを送った。
「今度こそは、理解して頂けるのではないか?」との僅かな希望を胸に懐いていたが、結果は、いつも通りの、ノーリアクション。
またまた控えの原稿が手元に残った。駄目元で書いたので、相変わらずの乱筆である。
折角なので、この場で、紹介させて頂こうと思う。
※ 数年経ち、梅原太郎氏の、この情報が、どのようなキーワードを打ち込んでも、ヒットしません。
ご本人が、何らかの理由で、論文等を、ネットから削除れたのでしょうか?
よく分かりませんが、私が、梅原太郎氏に、FAXを送ったのは事実です。
梅原 太郎様
前略
ネットで、『私なりのレオナルド・ダ・ヴィンチ研究』
《モナ・リザを彫刻化してみて》
「モナ・リザスマイル」を読ませて頂きました。
私は、兼ねてから、モナ・リザを立体化して頂ける専門家の方はいないだろうか…と思っていました。
私もまた、梅原先生と同じように、モナ・リザは、人体の構造上において、不思議な点があることを、数多く見出し、GREEというサイトを通じて、訴えさせて頂いていました。
私は、いかに世の人々が、あの絵は肖像画だと認識しようとも、肖像画ではないと思っています。
ある日、モナ・リザを実際に彫刻化されて、その感想や論文を書かれていた方がいらっしゃることを知った。その方は、ネットにその論文のようなものを投稿されていたので、私は、拝見させていただくことにした。
読み終わって興奮冷めやらず、私は、その方にFAXを送った。
「今度こそは、理解して頂けるのではないか?」との僅かな希望を胸に懐いていたが、結果は、いつも通りの、ノーリアクション。
またまた控えの原稿が手元に残った。駄目元で書いたので、相変わらずの乱筆である。
折角なので、この場で、紹介させて頂こうと思う。
※ 数年経ち、梅原太郎氏の、この情報が、どのようなキーワードを打ち込んでも、ヒットしません。
ご本人が、何らかの理由で、論文等を、ネットから削除れたのでしょうか?
よく分かりませんが、私が、梅原太郎氏に、FAXを送ったのは事実です。
梅原 太郎様
前略
ネットで、『私なりのレオナルド・ダ・ヴィンチ研究』
《モナ・リザを彫刻化してみて》
「モナ・リザスマイル」を読ませて頂きました。
私は、兼ねてから、モナ・リザを立体化して頂ける専門家の方はいないだろうか…と思っていました。
私もまた、梅原先生と同じように、モナ・リザは、人体の構造上において、不思議な点があることを、数多く見出し、GREEというサイトを通じて、訴えさせて頂いていました。
私は、いかに世の人々が、あの絵は肖像画だと認識しようとも、肖像画ではないと思っています。
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