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第50章 私は、様々な葛藤を抱え、前に進む
ありのままに メール 41
しおりを挟む6/29 13:57
連日のメール、大変申し訳ございません。今日は、先生宛てに、偉大な芸術家の魂と交信した、『モナ・リザの真実』の文章を送らせて頂きました。急いで書いたので、いつものように乱筆乱文で申し訳ございません。誤字もあるかもしれませんが、お許し下さい。手紙は、お時間のある時に、読んで下さいませ。
昨日は、私がI先生宛てに書いている途中の手紙を、主人が読んでしまい、 (テーブルに無造作に手紙を置いていた私が悪いのですが…)長時間、お説教を受ける事となりました。いつもの口調で主人は言います。「記憶は、大脳の物質の科学反応だから、人間は死んだら終わりだ。お前は、精神分裂だ。フェルメールとかダ・ヴィンチだとか考えているのは、自己逃避にすぎない。」そういう内容の事を言われましたが、分からない人には、何を話しても分からないので、私は、主人の気持ちが沈静化するまで、心の中で、「汝の敵を愛せよ。」と唱え続けていました。「敵を愛する。」事が、私は前世においてできなかったので、今世では、「汝の敵を愛せよ。」が、神様から私に与えられた最大の課題なのです。この試験に合格しない事には、偉大な芸術家の魂を救う事は、できないと思っています。
I先生の本に出会う前に、私はある災難が降りかかっていました。私は、耳鼻科にて耳垢を取ってもらっている途中で、鼓膜に穴が空き不自由な生活を強いられていました。医師によるミスだと認識しています。私は、もともと右耳が難聴ぎみだったので、左耳が頼りでした。その左耳の具合が悪くなり、悪阻の一番重い時のような状態が数日間続きました。私はある日ある時、【病気を苦に死を選ぶ、自殺する人の痛み】を感じ取っていました。すると、次の日の早朝に、鳩時計の音が鳴ったのです。私は、自分の耳が具合の悪い事よりも、鳩時計の音が鳴った事が、嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。『人の痛みを自分の身をもって知る』事が、神様から与えられた、第一の課題だったように思えます。
私は、鳩時計を、時計屋さんで注文しました。その翌日、私は、天国から、結婚式の招待状が届き、友人の結婚式に参列する夢を見ました。みんな透明な服を着ていたので、私も透明な服に着替えさせられました。22歳の若さで、病気で亡くなった友人です。彼女は、生前と変わらぬ若さで微笑みを浮かべて、私に「来てくれて、ありがとう。」と言ってくれました。
私は、松山市の大きな病院で、耳の治療をしてもらい、完治しました。何故だか私は、鼓膜を損傷させられた医師に、とても感謝しています。私は、誰かにより傷つけられて、人の痛みを知る事を、神様からの課題とされていたからです。先日、その病院の広告が新聞に入っていました。病院開院50周年を記念して、息子さんが院長になられるとの案内の広告でした。
鳩時計の部屋は、雑誌『ひまわり』があった部屋でもあります。私は、中原純一さんの絵に心惹かれていました。先日、新聞にて、『ひまわり』ではありませんが、雑誌『少女の友』100周年を記念して、中原純一さんの絵が掲載されてある復刻版が出版される事になったとの情報を得、私は『少女の友』を電話で注文しました。
2009年は、何か大きな波が働いているように感じます。話は全く変わりますが、私は、政府の『臓器移植法案の改正』には、反対です。脳死は、人の死ではないと思います。この世に未練を残した魂が、一番デリケートな状態でいる時に、むやみに体を切り刻む事は、本来は避けるべき事だと思います。今日は、とりとめのないメールになってしまい申し訳ありませんでした。
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