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第162章 次世代にとって、何が大切か?
私たちは、便利な世の中に従順に洗脳されていく。
しおりを挟むふとマサイ族のことを思い出す。
マサイ族は、スマートフォンを使用するようになって、視力が落ちたらしい。
何もマサイ族に限った話ではない。
こうやって、大切なものを奪われながら、私たちは、便利な世の中に従順に洗脳されていく。
マサイ族の身体的特徴について…
下記の内容は、ウィキペディアより
驚異的な視力を持つ。通常の方法では計測不能であるが、彼らの視力は3.0~8.0程度と推測されており、優れた暗視能力も併せ持つ。日本のテレビ番組で計測した結果、12.0(視力表の2.0の記号を30m離れた位置から判別できる視力)の数値を出した者も存在する。彼らはこの視力のため、サバンナでも道に迷うことはない。
彼らの驚異的な視力は生まれつきのものと思われがちだが、これはサバンナで家畜を猛獣などの危険から守るために常時眺視(遠くを見つめること)を強いられる生活を送っているため、視力が自然に鍛えられていることが主な要因である。
都会に長く住んでいるマサイ族が平均1.0~1.2程度の視力しかないことから考えても、遺伝的な要因は薄い。
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