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第49章 そして、私は神憑りを経験する
ありのままに メール 29
しおりを挟むこちらは、I先生に紹介をして頂いた、当時、出版社を立ち上げられたばかりのMさんに宛てて書いたメールです。
結局のところ、Mさん関連でのお話は、何も進展のないままでしたが、ありのままに記載ということで、Mさん宛てのメールも、転写します。
6/23 13:32
M 様
はじめまして。Nと申します。私は、I先生そしてMさ
んのような素晴らしい方に巡り会えた事を神様に感謝しています。私は、子供の頃は、私の身体の中に、小さな小さな神様がいつもいて、御守り下さっている事を感じながら生きていました。そうして、みかん畑から天を見つめ、『神様との約束』を時折、思い出していました。私は、過去世の記憶が、驚く程、鮮明にありました。しかし、長い人生の間に『神様との大事な約束』を、忘れていました。私は、自分がどうしても、思い出さなくてはいけない何か?を感じとり、懸命にI先生に、FAX、メール、お手紙を送る日々が続きました。魂の事を理解して頂ける方に、初めて出逢い、私は必死でした。
私は、心に蓋をして生きていただけで、本当は、魂の眼を持ち続け、魂の歴史の記憶も持ち続けていた事を知る事となりました。もの凄い勢いで、過去世の父親フェルメールにたどり着き、I先生のお導きで、『神様との約束』を思い出しました。
ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』にかけられた500年の呪いは2019年に解かれます。あと10年しかありません。私は、偉大な芸術家の魂を救わなければならないのです。M様、どうか、今後共、ご協力頂けますよう、節に希望致します。偉大な芸術家の魂は、素晴らしい芸術家でもあり、人格者でもありました。しかし、神様に対し、たった一つの過ちを犯しました。柱を取り除かれた事による『呪い』です。神様は、人類を、その『呪い』から守る為に、逆に、ダ・ヴィンチの魂に『呪い』を移行させてしまいました。生前のダ・ヴィンチは、神様の域に達するくらいの素晴らしい芸術家であり、人格者でした。しかし、『呪い』を移行させられた事により、後世に、間違ったイメージ(グロテスク・同性愛者など)を持たせられてしまう結果となりました。神様は、『ヴァザーリの呪い』を逆に利用し、人類を守ろうとされました。ヴァザーリは、自分の師と仰ぐミケランジェロをダ・ヴィンチより優位に立たせる為に、策略をしていました。ヴァザーリには、人格的に、ダ・ヴィンチを誹謗中傷して、芸術家としてのイメージを傷つける『悪意』、そして、想像を絶する『嫉妬』『憎しみ』がありました。その『呪い』にも似た感情を神様は、利用し、偉大な芸術家の魂へ『呪い』を移行し、『モナリザの絵画にかけられた呪い』から人類を守って下さったのです。それ故、偉大な芸術家の魂は、救われない魂となってしまいました。それを、救えるのは、木靴の少女の魂を呼び起こすしか、方法がないと、神様は、お考えになったようです。
私は、偉大な芸術家の魂を『ヴァザーリの呪い』から、解いてあげなくてはなりません。
過去世の事を皮膚感覚であるものと、感じられているM様は、やはり魂の世界の事を、生まれながらにして理解されている方とお察し致します。また、3年前にお仕事でお知り合いになった幾人かの霊能者・サイキッカーの方に、M様が、今後「子供」と「神さま」をテーマにした仕事(本の企画と編集)をしていくはずだとおっしゃられた事も興味深い事です。
私は、霊感が鋭いだけで、無学で平凡な主婦です。皆様のご協力がなくては、偉大な芸術家の魂を救う事はできないと思います。どうか、よろしくお願い申し上げます。すみません。話は変わりますが、先日私は、神様より、ある文章を書かされました。M様に、是非読んで頂きたい内容です。その文章も、引き続き送らせて頂きたいと思います。
ご丁寧なメールにとても感動致しました。どうも、ありがとうございました。
応援ありがとうございます!
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