🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第44章 誰にも理解されないという孤独のなかで

誰も、私の気持ちを分かる人はいないかもしれない。

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仮にダ・ヴィンチが、悪魔であれ、天使であれ、
その実像がどうであれ、世の中の人には、関心のないことなのかもしれない。

私も、その世の中の1人だったら、ここまでムキになる必要はないし、単なるエンターテイメントとして、面白おかしく、奇想天外なストーリーを聞き流せば良い話だった。

だけど、私にはそれが出来なかった。






※昨日書いた、ブログを転写



ダ・ヴィンチは、万能の天才で、芸術家で、科学者でもあり、完璧主義者だと言う人がいる。


そうかと思えば、
ダ・ヴィンチは、インチキで、虚構で、神の操り人形で、レプタリアンだと言う人がいる。



私は、そのどちらでもない、
人間としての弱さや危うさを持った
ダ・ヴィンチを知ってしまった。



ある専門家(K大学M教授)に

「Nさん(Nは、私の名字の頭文字)は、
Hさんと、同じ土俵の上に立っているから、腹が立つんでしょうね。

学術的には、何の根拠もない、そんな動画、専門家なら、全く相手にしませんよ。」

そう言われた。



そんなんじゃない。


そんなんじゃない。


って、心のなかで反発しながら、

「確かに、そうかもしれないですね。」

って、納得したふりをした。




2009年6月、私は、
偉大なる芸術家の魂の霊がかりに合った。


ダ・ヴィンチの人間としての弱さを知ったから、
母を思慕する、一人の人間としての、繊細な心のダ・ヴィンチを知ったから、


だから、私は、

Hさんの動画に、とてつもない嫌悪感をいだき続けたのだ。



たぶん
誰にも、私の気持ちは、分かってもらえないかもしれない。




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