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第160章 神のまにまに 仰せのままに
キリギリスに出会った。
しおりを挟む今日は、正午頃、自宅近くで、可愛いキリギリスに出会った。
『蟻とキリギリス』のお話、
はじめのはじめのお話は、『蟻と蝉』だったんだよね。
蝉がいない国に、そのお話が伝えられたから、『蟻と蝉』だったお話が、『蟻とキリギリス』になった。
大昔の日本、鳴く虫は、蝉も含めて、全て『蟋蟀』と言った。
「キリギリスは、蝉であり、その蝉は、蟋蟀である」
そんなふうに、概念は、変わりゆくもの。
名前や、タイトルは、その時代にいる人間たちの都合で付けられるものだから。
モナ・リザに対する概念が変わりますように……。
やっぱり、それが一番の望みかな。
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