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第159章 零
グレートムーン
しおりを挟む月とオリオン座を見た。
三日月と金星の組み合わせも好きだけど、
月とオリオン座は、私にとって、最強の組み合わせだと認識している。
不意に、グレートムーンという言葉が降りてきた。
グレートムーン…
単純に考えて、『凄い月』
他に何かある?… 確認しようとネットを開いた。
あった。 あった。
グレームーン捏造?
私、こんな事件知らないよ。
グレート・ムーン
グレート・ムーン捏造記事(グレート・ムーンねつぞうきじ、英語:Great Moon Hoax)は、1835年8月にアメリカ合衆国ニューヨークの新聞『The Sun』に掲載された月の生命に関する記事を指す。
記事は有名な天文学者のサー・ジョン・ハーシェルが、月に生命が存在し、文明を築いていることを発見した、と報じた。
記事は捏造であり、ハーシェルがそのような発見をしたという事実はなかった。しかし読者の反応は凄まじく、追加情報を求める読者が『The Sun』社を取り囲む事態となった。
記事
1835年8月21日、ニューヨークの新聞『The Sun』は、イギリス紙『Edinburgh Courant』の報道を引用する形で、サー・ジョン・ハーシェルが大発見をしたと報じた。
この時点では、何を発見したのかについては明らかになっていなかった。発見の詳細が報じられたのは4日後の8月25日号であった。
見出しは次の通り:
天文学上の大発見
最近なされた
サー・ジョン・ハーシェル 法学博士 王立学会フェロー ほか
喜望峰で
エディンバラ科学学会誌補遺より
これらの記事は、月にいる異様な動物を記述したが、そのなかにはバイソン、ヤギ、ユニコーン、二足の無尾のビーバー、そして寺院を建てたコウモリのような有翼のヒューマノイド("Vespertilio-homo")をふくんでいる。
木、大洋、砂浜があった。これらの発見は「まったく新しい原理の広大な望遠鏡」("an immense telescope of an entirely new principle")でなされたとされた。
記事の筆者は、表向きはサー・ジョン・ハーシェルの旅行の伴侶でかつ筆記者であったドクター・アンドルー・グラント(Dr. Andrew Grant)とされていたが、グラントは架空の人物であった。
最後には、筆者らは、観測は望遠鏡が破壊されたために終了したと知らせたが、これは太陽のために望遠鏡のレンズが「天日採りレンズ」("burning glass")の働きをして天文台に火が点いたためであったという。
グレート・ムーンは、世紀の大発見だと、大騒ぎしていたが、実は、捏造だった?
へぇ~。
そんなことあったのか。
1835年8月21日、ニューヨークの新聞『The Sun』は、
イギリス紙『Edinburgh Courant』の報道を引用する形で、サー・ジョン・ハーシェルが大発見をしたと報じた。
この時点では何を発見したか明らかにされておらず、4日後の8月25日号で、具体的なことが発表された。
見出しは… 天文学上の大発見。
1835年か…
捏造に関与したのは、イギリスとアメリカ。
歴史は、繰り返される。
サルバドール・ムンディと、ほとんど同じ状況じゃん。
月は、神さま
その神さまに向かって、捏造記事を報道。
サルバドールムンディ (救世主)は、神さま
その神さまに向かって、絵画を偽装工作し、鑑定を捏造。
約170年後の悪巧み…
CIAとMI6 による一大プロジェクトの発足。
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