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第159章 零
日本書紀で、スサノオは、暴力的で悪しき神と表記されている。
しおりを挟む応神天皇や神功皇后らを、素晴らしき神として祀りたいが為に、日本書紀は、真実の八幡の神、スサノオを封じ込めた。
あるサイトに、下記のような記述を見つけた。
〈情報入手先〉
ヤマタノオロチと草薙剣の伝説 - Ⅲ 物語の世界に見るたたら製鉄 - 鉄の道文化圏
http://tetsunomichi.gr.jp/tales-about-tatara/japanese-myth/
より転載。
日本書記も「神性雄健かむさがたけきが然しからしむなり」と、スサノオを暴力的で悪しき神と表現しています。
また高天原で神殿に糞尿をまき散らしたり、馬を逆剥ぎにして機織りの部屋に投げこんだり、田んぼの畔を壊したりという乱暴狼藉によってアマテラスが天岩戸あまのいわとに隠れる事態を引き起こしたことは、王権の神聖性に対する冒とくを現しているのでしょう。
ゆえにスサノオは髭を切り、手足の爪をはがされて追放されなければなりませんでした。
ところが一転、出雲国の肥ひの河かわ上、鳥髪とりかみに降りてきたスサノオはヤマタノオロチを退治し、その尾から出てきた剣をアマテラスに捧げるという話が展開します。
※ 転載ここまで。
スサノオは、悪い神様⁈
髭を切り、手足の爪をはがされて追放されなければなりませんでしたが、
改心して、ヤマタノオロチ退治をし、汚名返上。
新訳聖書でのサロメの記載を思い出していた。
日本書紀のスサノオは、まるで悪神。。。
スサノオは、アマテラスが天岩戸あまのいわとに隠れる事態を引き起こしたのは、よく知られるところだが、
高天原で神殿に糞尿をまき散らしたり、
馬を逆剥ぎにして機織りの部屋に投げこんだり…
この内容は、酷すぎやしないか?
スサノオは、暴れん坊で、悪い神様だったけど、
ヤマタノオロチ退治退治したから、何とか神様の座を維持させてあげたってことか。
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