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鏡子 (きょうこ)

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第158章 1414

三善英史さん 『雨』

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「雨に濡れながら佇む人がいる  歌詞」でネット検索した。

『雨』は、美川憲一さんの曲ではなく、三善英史さんの曲だった。


※  最初のほうだけ紹介

歌:三善英史
作詞:千家和也
作曲:浜圭介

雨にぬれながら たたずむ人がいる

傘の花が咲く 土曜の昼下がり

約束した時間だけが 体をすりぬける

道行く人は誰一人も 見向きもしない

恋いはいつの日も 捧げるものだから

じっと耐えるのが つとめと信じてる



かさも…   ではなかった。

かさの…    だった。


雨にぬれながら たたずむ人がいるは、
合ってた。



三善英史さんの情報を、ウィキペディアで拝見させて頂くことにした。


活動期間   1972年 - 現在  とある。


更に、雨の情報……

円山町の芸者の息子として生まれる。端正な顔立ちとプロポーションが目を引き渋谷でスカウトされ、歌手となる。

1972年、デビュー曲『雨』がいきなりの大ヒットを飛ばし、同年、第14回日本レコード大賞・新人賞、新宿音楽祭・銀賞、第3回日本歌謡大賞・放送音楽新人賞を獲得。




思い出した。

みよし  えいじさん…   お名前だけは知っていた。

何故か? …   その理由は、
私の小さい頃のアルバムに、三善英史さんのポスターの近くで写っていた写真があった。

家ではなく、街中で…

街とは言わないか?
田舎だから?

建物に、三善英史さんのポスターが貼ってあった。


小さい頃のアルバムを見る度に、三善英史という名前は、私にインプットされ続けた。


雨は、大ヒットした曲なので、小さい頃は、

「あめは、 みよしえいじって名前の人の曲」

という認識は、あっただろうに…。

しかし、長い年月の中で、私の記憶は、

美川憲一さんと、イメージが混同していた。


小さい子供には、よくあることだ。




色々な勘違いをしながらも、私は、


「あめに    ぬれながら  たたずむ ひとがいる

かさも  (実際には、かさの)」


その歌詞だけは忘れなかった。



「音楽って、凄いな。」って思った。







小柳ルミ子さんの「わたしの城下町」(わたしのじょうかまち)は、1971年4月25日に発売。


三善英史さんの「雨」は、1972年5月25日に発売。



雨が発売されたのは、私の城下町の1年後、

4歳児から5歳児にかけて、雨は、大ヒットした。


三善英史さんが、NHKの紅白で、その曲を歌ったのは、私が5歳になった年。


私が、紅白で、雨の曲を聴いたかどうだか、それは定かではないが、歌番組が好きだった母の影響で、雨という曲がテレビから流れてくる瞬間は、往々にしてあっただろう。



木靴を探して、いきなり走りだしたあの日、
ひとつだけおぼえていなさいと言われた曲で、私が選んだのは、「私の城下町」だった。

それ以外に、私は、もう一つ覚えていた。

三善英史さんの「雨」である。




それは、モナ・リザを見て、「この人は、モナリザじゃない」と言ったあの瞬間よりも、もっと前…




「私の城下町」や「雨」の曲を歌っていたあの頃…


確かに、私は、木靴を探して走りだした。



 













◆予告◆


ところで、最大の勘違いの話、まだしてないですよね⁈

その話は、11月10日に投稿する予定です。
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