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第158章 1414
善悪の縦わけ
しおりを挟む最近、邪悪な烏(カラス)と神聖な烏(カラス)の鳴き声が聞き分けれるようになった。
邪悪な烏(カラス)は、ダミ声で、
ガァ~ ガァ~ と騒ぎ立てるような騒音に近い声…
一方、神聖な烏(カラス)は、
いつまでも聴いていたい、心地良い鳴き声である。
どうやら、空も、善悪の縦わけが行われているようだ。
ところで、昨日の朝は、邪悪な烏(カラス)の鳴き声しか聞こえなかった。
打って変わって、今日は、神聖な烏(カラス)の鳴き声しか聞こえない。
カッ カッ カッ カァ~ カッ カッ カッ カァ~
(ハッハッハッハ~) (ハッハッハッハァ~)
「どうだ参ったか!」と言わんばかりに高笑いをし、手に持つ扇子を叩きつける。
そんな雰囲気の、いつぞやの時代の将軍様にも似ている。
そうだ。
上に立つ者が、弱き者の味方となり、
間に入っている、悪代官のような者たちを、懲らしめる役どころであれば、この世の中は、きっと上手くいく。
この世の中は、そうではない。
世界の、一番てっぺんの奴らが、“魔の巣”を作っている。
か弱き民を救って下さる将軍様のような立場になれる方は、存在しない。
この世には、偉い立場の方は、沢山いらっしゃるのは間違いない。
しかし、その方たちでは、どうしようもないほどの、とてもとても太刀打ち出来ないくらいの、巨大な魔の巣から、
私たちに向けて、強力な魔法が、かけられている。
サルバトール・ムンディが、その良い例だ。
6000円を、510億にしちゃうんだから、
よっぽど強い魔力である。
私は、世界中の神さまと、共感する音楽だけが頼りだ。
それと、烏(カラス)の鳴き声…
私は、その鳴き声を耳にする度、安心感に包まれる。
ところで、昨日は、9時27分、愛媛県南予地方で、震度2の地震があった。
(八幡浜市では、震度1 )
そのくらいでは、体感しなかったので、私は地震を感じることなく、情報のみを、夕方知った。
次男を剣道の習い事に連れて行く途中、
車の中で、主人が言った。
「今日、地震があったの知っとるか?」
「ああ知っとるよ。」と私…
その後「震源地、どこか知っとるか?」と主人に聞かれ、私は、「知らんよ。」と答えた。
「ほぼ、このへんだって。」…
私は、そんな話を、主人から聞かされた。
地震が起きたのは、偶然かもしれない。
たまたまかもしれない。
たぶん私とは、無関係なのだろうけど…
地震を追求していた時間帯に、地震が起き、震源地はこのへんだと聞くと、ドキッとする。
そう。
地震が起きたその時間帯は?
確か、私は、激しくなったハッキングと戦っていた。
ハッキングに会うたび、頭の中で音楽が流れた。
昨日の朝は、Eve さんの 『アウト・サイダー』が、脳内でずっと流れていた。
〈荒地になって しまわぬように
その名を隠してここに現れたのさ
のさばってる奴らを
探って抉って嗤っては泣いて…〉
この部分が、特に好き。
文章を書き終え投稿しようとした瞬間、
八咫烏の鳴き声が聞こえたよ。
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