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第156章 神々、本来の御力(みちから)
時代
しおりを挟む家には、テレビはないが、職場では、テレビがついている。
昨日は、ごごナマで、島津亜矢さんがゲスト出演されていた。
島津亜矢さんを見るたび、母のことを思い出す。
娘が、中学生くらいの時、
「ばあちゃんが一番好きな歌手は、誰?」って聞いていて…
側にいた私は、
「母は、いったい誰の名前を口にするのだろう?」と思っていたら…
「島津亜矢」と答えていた。
そうやって、無邪気な質問をするもんだから、娘でも知らないような情報を、孫は、難なく聞き出すことが出来る。
母は、今、施設暮らしだ。
施設内には、お医者様もいるしスタッフの方も親切だから、安心している。
だけど、「孫会いたさに、しょっちゅう我が家に来ていた、あの頃は、母にとっても、私にとっても良い時代だったなぁ。」と懐かしむ。
島津亜矢さんが、『時代』を歌われていた。
島津亜矢さんの天使みたいな歌声と、中島みゆきさんの奥深い歌詞が、心に染みた。
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