🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
2,949 / 4,110
第157章 不可解な事件

非公開内容を公開② 私は、包丁を使わなくなり、別の包丁を購入

しおりを挟む

しばらく、そんな日が続いたので、私は、生協で新しい包丁を買った。

(同じ銘柄の包丁は、シンクの戸棚下に入れ、なかなか捨てられなかったけど)

しかしながら、私の記憶には、
その時のメッセージが、まるで
衣服についた消えないシミのように残っていた。


例え、他の人には、風化されようが、
私にとっては、風化出来ない問題になった。


一度も会ったことがない、
一見、縁もゆかりも、ないであろう、その人が気になって仕方ない。


しかも、その人は、既に亡くなっている。


自分の中で、その記憶を、意図的に早く消し去りたいとも思った。



ある時、野口さんのことを不意に思い出したら、野口さんも私と同じ1967年生まれだと知る。



ああ、ここまでシンクロしてきたら、追求せずにはいられない。

しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

僕の彼女は忘れっぽい

ライト文芸 / 完結 24h.ポイント:28pt お気に入り:4

妹に幸せになって欲しくて結婚相手を譲りました。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:248pt お気に入り:604

余りモノ異世界人の自由生活~勇者じゃないので勝手にやらせてもらいます~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:37,239pt お気に入り:30,000

愛していたのは私だけ

恋愛 / 完結 24h.ポイント:45,411pt お気に入り:383

女運の悪い社畜による異世界転移譚

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:4

悪役令嬢は婚約破棄されて覚醒する

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:56pt お気に入り:3,289

処理中です...