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第156章 神々、本来の御力(みちから)
パピルス
しおりを挟むパピルス
papyrus…
(1) カミガヤツリ (紙蚊帳吊)のこと。かつてナイル川下流域に繁茂していたカヤツリグサ科スゲ属の植物。茎がマット,綱,容器,サンダル,小舟,建築材料として利用された。
(2) 古代エジプト人が (1) を材料としてつくった紙。ヨーロッパ諸語の「紙」の語源。
(3) (2) に記された古文献。古代エジプト語,コプト語,アラム語,ギリシア語,ラテン語,アラビア語など多岐にわたるが,内容は行政文書,商業文書,宗教文書,文学書簡など。
※ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
パピルス(〈ラテン〉papyrus)
1 カミガヤツリの別名。
2 古代エジプトで、1の茎の繊維でつくった一種の紙。書写材料に用いられ、その使用は紀元前2000年ころから紀元後数世紀に及んだ。文書は、ヒエログリフ・コプト文字などの古代文字を残した。紙を意味する、英語paper(ペーパー)やフランス語papier(パピエ)はこの語に由来する。
※ デジタル大辞泉
パピルス
カミガヤツリとも。アフリカ北部~中部原産のカヤツリグサ科の大型の多年草。河畔や沼地にはえ,しばしば大群落をつくる。高さ2m以上になり,茎は緑色で太く,鈍い3稜がある。古代エジプトから筆写材料として用いられ,紙が普及する8―9世紀まで盛んに栽培された。姿も美しく,現在では日本でも観賞用として温室内で栽培されている。筆写材料としてのパピルスは,茎の中の髄をとり出して縦に裂いて縦横に編み,重しをかけて乾燥したもの。
エジプトでは第1王朝(前31世紀)から後10世紀まで使用され,パピルス文書は古代エジプト学の貴重な資料となっている。またプトレマイオス朝,ローマ帝国,ビザンティン帝国時代にはギリシア文字で書かれたパピルス文書があり,ヘレニズム世界の研究に役立っている。
なお,近縁のマダガスカル原産のシュロガヤツリも観葉植物として利用される。花序の基部につく包葉がパピルスでは小さくて目だたないのに対し,こちらは葉状で大きい。
※ 百科事典マイペディア
◆ 上記は、コトバンクからの情報です。
パピルスは、アクチュアリー以上に、その意味のバリエーションがあることを知る。
1) カミガヤツリ (紙蚊帳吊)のこと。
古代エジプト人が カミガヤツリを材料としてつくった紙。
※ヨーロッパ諸語の「紙」の語源となる。
【文書は、ヒエログリフ・コプト文字などの古代文字を残した。紙を意味する、英語paper(ペーパー)やフランス語papier(パピエ)はこの語に由来する。】
利用され、古文献として存在する。
内容は行政文書,商業文書,宗教文書,文学書簡など。
アフリカ北部~中部原産のカヤツリグサ科の大型の多年草のカミガヤツリも、パピルスである。
アクチュアリーより、分かりやすい。
要するに、パピルスは、語源的に、元々は、“紙”の意味であった。
しかし、色々な用途、様々な使い方、その多様性から、パピルスの意味は、拡がった。
◎個人的には、パピルスは、古文書としてのイメージが定着している。
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