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第156章 神々、本来の御力(みちから)
タカミムスビ
しおりを挟む東京都庁からの事務的な淡々としたメールに、腹が立って腹が立ってしょうがなかった。
私は、東京都庁は、被害者だと思い、親切に大事なことを教えてあげたつもりだったのに、とんだ余計なお世話だったみたいだ。
メールを見てから、確かに感情が乱れた。
今日は、色々な言葉が降りて来たが、苛立つ私の感情に押し消され、降りて来ては忘れ、また降りて来ては忘れを繰り返し、何一つも覚えられていない。
『パピルス』と『アクチュアリー』という言葉の意味や繋がりも調べようとしたが、あまりに腹が立ち、どうでもよくなった。
元々、地震の件は、私の専門外で、たまたま色々な気付きがあったから、追求しただけのこと。
正真正銘、東京都庁からの妨害じゃないか。
北緯は、7cm差、東経は、2cm差だ。
曰くありのその場所に、勤めている人が、人ごとのような受け止め方をするなら、どうぞ、お好きなように…
そんなふうに、見放したような感情になったら、ある言葉が降りて来た。
タカミムスビ …
苛立つ感情をかき消すように、
タカミムスビというメッセージを頂く。
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