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第153章 2019年10月22日、福音の鐘は鳴る。(Part3)
今ここに、世界中の地母神の魂が集結する。 ②
しおりを挟む※ ウィキペディアからの転載続きます。
◆ ヒンドゥー教
ヒンドゥーの文脈では、母性への崇拝は初期のヴェーダ文化かそれ以前まで辿れるだろう。今日では、種々の女神(デーヴィ)がみられる。それらは世界の創造的な力を表現している。マヤやプラクリティのように、神々の大地をおさめる力である。その場所から宇宙全体の存在が投影される。よって、この女神は大地であるばかりではない。地母神という側面はパールヴァティーが補っている。
シャクティ(サンスクリット語: शक्ति, Śakti)とは、ヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根理。
元来は「性的能力」を意味する女性名詞であるが種々の哲学的概念を意味する語としても用いられた。
※ シャクティ (ヒンドゥー教)
その「性的能力(性力)」が地母神信仰と習合して、シヴァ神の礼拝においては彼の神妃を表わし、この神妃を通して表わされるシヴァ神の威力を象徴するとされる。シャクティの礼拝は種々の面を持つ。
シャクティは愛情の濃やかな献身的な妻の化身であり、シヴァ神妃のパールヴァティーもサティーもこのようなシャクティに他ならない。また、シャクティの恐怖面を表わしたドゥルガーやカーリーも女性原理としてのシャクティで礼拝され、いずれもシヴァ神の妃とされた。
タントラ教においては、シャクティは3つの色(白、赤、黒)に分かれており、ブラフマーの白色シャクティがサラスヴァティー、ヴィシュヌの赤色シャクティがラクシュミーと、シヴァの黒色シャクティがパールヴァティーを生んでいる
◆ シャクティ
ヒンドゥー教の姿の一つであるシャクティ主義はヴェーダーンタ、サーンキヤ及びタントラ教ヒンドゥー哲学と密接な関係がある、徹底した一元論である。バクティ・ヨーガの伝統も深くこれに関係している。シャクティという女性的なエネルギーがヒンドゥー教における現象宇宙のあらゆる存在や動きの背後にある。宇宙そのものはブラフマンであり、これは不変の、無限の、内在的であり超越的な、「世界精神」である。男性的な能力は女性的なダイナミズムによって実現され、そのダイナミズムは様々な女神によって体現され、その女神は元を正せば一人の母神である。
鍵になる文書がデーヴィー・マーハートミャである。これは初期のヴェーダ神学、新興のウパニシャッド哲学、発展中のタントラ教をまとめて、シャクティ教を賞賛する注釈としたものである。自我、蒙昧、欲望といった悪魔が魂をマーヤーに呪縛する(心霊的にも、肉体的にも)。それを解き放てるのは母マヤ、シャクティ彼女自身だけである。このため、内在する母Deviの焦点を強力に、愛情を持ち、自己を溶かし込むような集中力をもって絞り込み、"シャクタ"(シャクティ信徒をこう呼ぶこともある)を集中させると、時空と因果律の奥に潜む真実を知る事ができ、輪廻からの解脱ができるのである。
◆ キリスト教信仰における地母神
聖母マリアを母なる神であると考える人々がいる。彼女は母性的な役目を果たしているだけでなく、人を護る力をふるい、神との仲裁役を果たしているからである。
プロテスタントはカトリックを「マリアを女神として見ている」と非難するが、カトリック側はそれを否定している。
末日聖徒イエス・キリスト教会では天母 Heavenly Mother (聖母マリアとは別の存在であり、イエス・キリストとは別個の存在である父なる神の妻である)の名前を用い、教義上礼拝は認められてはいないが、個人として稀に礼拝している。
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