🌟真理の扉

第151章 神様を理解する。

最も純粋な美とは？芸術の理想とは？

せっかく書いたので、読んで頂けたら幸いです。


16番目の月も美しいなぁと思いながら、書いた感想。
 


通常、美術展には、1度行って鑑賞すれば、満足するのだが、私は、2回も観に行ってしまった。

19世紀後半から20世紀初頭の作品であると紹介されてある数々の作品…

ロシアの風景が、凄く好き。

ロシアには、これほどまでに、森が多いのかと感動した。

至るところに、感じる光の粒…
人間や動物が、風景の一部になっている。


兎に角、自然がありのままのに描かれていて、人物がそこに溶け込むように、つまりは、自然と同化しているような雰囲気で、描かれている。


「人間は、自然の一部なんだ」と納得させらた。

人物画は、単にビジュアル的に美しいというのではなく、内面からにじみ出る、それぞれの想いが伝わってくる。


その“内面の美”に吸い寄せられるように引き込まれた。


ヴィクトル・ミハイロヴィチ・ヴァスネツォフという画家が描いた『タチヤナ・マモントヴァ』というタイトルの女性像(人物画)があり、

その解説の中に、真理を見つけた。



※  解説をメモして帰りました。


●ネットでは、ヴィクトル・ミハイロヴィチ・ヴァスネツォフ

●絵画展では、ヴィクトル・ワンネッツオ  

(発音の表記の仕方が違います)


※  メモ転載

【ワンネッツオが描く肖像画の人々は、いつも穏やかで調和に満たされている。

「私にとって最も純粋な美とは、人間の魂の美(神の反映)です。芸術の理想とは、人間の形象の中に魂の反映を最大限に描き出すことです」

と画家は語っている。】





※  ここまで書いて、寝てしまった。





続き書きます。




ヴィクトル・ヴァスネツォフは言った。

「私にとって最も純粋な美とは、人間の魂の美(神の反映)です。」



人間の魂の美  =  神の反映

「ああ、これだ。」と思った！

純粋な美は、人間の魂の美であり、それは神の反映である。


そして、芸術の理想とは？


人間の形象の中に魂の反映を最大限に描き出すこと。


名前も知らなかった画家の言葉に、真理を読み取った。


言葉を変えてみる。

〈神の反映とも言える人間の魂の美は、最も純粋な美である。画家は、人間の形象の中に、魂の反映を最大限に描き出す。それは、芸術の理想である。〉



そして、サルバトール・ムンディを、思い出す。


 サルバトール・ムンディは、救世主である。

救世主であるなら、なおのこと、その形象の中に、魂の反映を最大限に描き出さねばならい。


私は、サルバトール・ムンディから、魂の美を感じることが出来ない。

やっぱり、「サルバトール・ムンディは、裸の王様社会の象徴のような絵だ。」と思った。



ネームバリューだけで、名を上げ、高値で取り引きされた。


名前も知らなかった画家の言葉に真理を見つけ、

私は、今の世の中を憐れんだ。