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第151章 神様を理解する。
ロマンティック・ロシア展に惹かれた理由
しおりを挟む通常、美術展には、1度行って鑑賞すれば、満足するのだが、私は、2回も観に行ってしまった。
理由は、幾つか考えられた。
(以下、素人の感想ですが、読んで頂けたら幸いです。)
19世紀後半から20世紀初頭の作品であると紹介されてある数々の作品…
ロシアの風景が、凄く好き。
ロシアには、これほどまでに、森が多いのかと感動した。
至るところに、感じる光の粒…人間や動物が、風景の一部になっている。
兎に角、自然がありのままのに描かれていて、人物がそこに溶け込むように、つまりは、自然と同化しているような雰囲気で、描かれている。
「人間は、自然の一部なんだ」と納得させらた。
人物画は、単にビジュアル的に美しいというのではなく、内面からにじみ出る、それぞれの想いが伝わってくる。
その“内面の美”に吸い寄せられるように引き込まれた。
ヴィクトル・ミハイロヴィチ・ヴァスネツォフという画家が、『タチヤナ・マモントヴァ』というタイトルの作品の解説の中に、その答えを見つけた。
※ 解説をメモして帰りました。
ワンネッツオが描く肖像画の人々は、いつも穏やかで調和に満たされている。
「私にとって最も純粋な美とは、人間の魂の美(神の反映)です。芸術の理想とは、人間の形象の中に魂の反映を最大限に描き出すことです」
と画家は語っている。
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