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第151章 神様を理解する。
月読命(ツクヨミノミコト)
しおりを挟む月読命について、更に、興味深い内容を見つけた。
ツクヨミノミコト(月読命)|謎多き月の神様の様々な説や祀られる神社を解説 | 神仏.ネット
https://shinto-bukkyo.net/shinto/kamisama/ツクヨミノミコト-月読命/
ツクヨミノミコト(月読命)は、日本の神話の中で「三貴神」と呼ばれる、最も重要な神様の一柱です。
さらに、ツクヨミノミコト(月読命)は日本では暦や年中行事等生活に大きな関りを持つ月の神様でもあります。
しかし、ツクヨミノミコト(月読命)は日本神話の中では、ほとんど登場せず、謎が多い神様です。
今回は重要であるのに、謎の多いツクヨミノミコト(月読命)について、見ていきましょう。
ツクヨミノミコト(月読命)の別の漢字や読み方の由来を解説
ツクヨミノミコトはツクヨミと呼ばれたり、月読と漢字で表記されることが多いですが、他にも次のような漢字表記や読み方があります。
ツキヨミノミコト
一般的にツクヨミと言われますが、以下で見る、月読、月詠、月夜見はツキヨミとも言われます。
いずれが正しいというものではありません。
ちなみに、伊勢神宮の別宮にツクヨミノミコト(月読命)は祀られていますが、その宮は月読宮(ツキヨミのみや)と呼ばれ、
ご祭神もツキヨミノミコト(月読尊)と呼ばれています。
月読命/月詠命/月読尊/月詠尊
基本的にツクヨミノミコトは神話の中で、月讀命と表記され、現代語で月読と書かれることがほとんどです。
後年、月詠とも表記される様になり、こちらの月詠表記を使った神社も存在しています。
元々の「読む」という漢字表記では、月の月齢を数えるという意味があります。
「月の月齢を読む」というのは、月野満ち欠けによって、暦を作り、稲作等農業へ役立てたり、潮の満ち引きも予測するということを意味します。
このことから月読命は農業や漁業への関りが深いことを表します。
ちなみに、暦という言葉は、日を読む「日読み(かよみ)」という言葉が由来であるとされています。
また、ツクヨミノミコト(月読命)のヨミの部分の意味には、月を読む以外に、黄泉(ヨミ)の意味もあるとされます。
黄泉(ヨミ)とは死者の世界のことであり、ツクヨミノミコト(月読命)は死者の世界の神様でもあるとされています。
月夜見
ツクヨミノミコトが月の神様で夜を統べる神様でこのように表記もされます。
月夜見命
月夜というのは単につきのことである。月は夜出るわけであるから月夜といった。見は心霊を表す。従ってこの見は月を神格化した。
出典:月讀神社 月読神社由緒
月弓
月の形が三日月に変化すると、弓の形をしていること、さらにツクヨミ(月読)が音の変化でツクユミ(月弓)に変化し、弓の感じが当てられたと言われる。
このほかにも、
月夜霊
月読神
月予見
月神(ツキノカミ)
月山神(ツキヤマノカミ)
古来日本人は十五夜(中秋の名月)を始め、十三夜、十六夜、二十三夜等々様々な月を愛でて和歌を詠み、暦を作成して作物の豊穣や漁に役立ててきました。
ツクヨミノミコト(月読命)は月の神様として、私たちの生活にとても重要な神様と言えます。
ツクヨミノミコト(月読命)のご利益・御神徳
ツクヨミノミコト(月読命)は名前の由来や、月の神様という部分から、様々なご利益・御神徳があります。
安産
健康
病気平癒
航海安全
大漁
農業
五穀豊穣
商売繁盛
諸願成就
ツクヨミノミコト(月読命)のご神格
農耕の神
漁業の神
月の神
占いの神
海の神
※ 興味津々な内容が続きますが、転載ここまで。
《覚書》
「月読神社」が、長崎県壱岐にあるそうです。
また、その分霊が、京都の「月読神社」です。
伊勢神宮(皇大神宮)内宮にも、月読宮があります。
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