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第151章 神様を理解する。
私、宗教は嫌いと言いながら…
しおりを挟む「私、宗教は嫌い」と言いながら、
その実、神社仏閣が好きな人が多いのも確か。
潜在意識として、私たちは、
根底に、“自分 対 神様”の意識が、息づいている。
年の始まりは、初詣に行かないと、なんだか落ち着かない。
そして、先祖を大切にし、敬う感情が、根付いている。
おそらくそれは、民族の特徴だと思う。
「やっぱり、みんな神様ごとが好きなんだ。」
しかし、昨今の状況を鑑みると
神様が置いてきぼりになっているように見える。
医学も科学も発達し過ぎて、神様が活躍する場がない。
本来ならば、科学とスピリチュアル的な意識は、
蝶の翅のように、バランス良く、広がることが、理想である。
しかしながら、今の時代、テクノロジーが発達し過ぎて、私たちは、科学の方に偏りすぎた。
スピリチュアル的な意識は、著しく小さい。
また、儲けに目がくらみ、モラルを考えず、見境なく行動する人も増えてきた。
見える力、テクノロジーの発展に、人々は陶酔している。
その実、見えない力の中にこそ、
真理が隠されていることに気付きはしない。
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