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第151章 神様を理解する。
女神、愛比売命(えひめのみこと)
しおりを挟む姫島の件では、数々の発見があったが、なかなか
文章をまとめられない。
そんななかで “ひめ繋がり”ということで、
愛媛県にある『椿神社』のことが、気になった。
椿神社と言えば、私が若い頃に、ある伝説?が囁かれていた。
「椿神社は、女の神様なので、カップルでお詣りに行ったら、神様がヤキモチを妬いて、別れることになる」って…
何でも信じ易い私は、それを信じて、椿神社は、女の神様だと思い込んでいた。
何だって、そうだ。
この“思い込み”が、いつの間にか“概念”になることがある。
例えば、コカ・コーラが作り上げた、あのキャラが、サンタクロースのイメージになったり…
フィンランドにサンタクロース村があるから、フィンランドが、サンタクロースの発祥の地だと思い込んだり…
それと同じように、
私は、椿神社は女の神様だと思い込んでいた。
地元では、「お椿さん」と言われている神様…
まるで椿の花のような、美しい女神をイメージさせられる。
真実は、違っていて、椿神社は、男神、女神のご夫婦の神様だと知ったのは、いつだっただろう?
伊豫豆比古命(いよずひこのみこと)と、
伊豫豆比売命(いよずひめのみこと)
伊与主命(いよぬしのみこと)と、
愛比売命(えひめのみこと)
それが、椿神社の御祭神である。
椿神社のホームページを開いた。
【通称号】
「椿神社」「お椿さん」は、松山市内・四国四県で特に敬称を込めて呼ばれていますが、この由来は、『往古、伊豫豆比古命・伊豫豆比売命の二柱の神様が舟山(境内図参照)に御舟を寄させ給い、潮鳴栲綱翁神(しおなるたぐつなのおきなのかみ)が纜(ともづな)を繋いでお迎えした。』との伝説が示すように、神社周辺は一面の海原でありました。
『津(海の意)の脇の神社、すなわち「つわき神社」が時間の経過と共に「つばき神社」と訛った。』との学説の一方、民間伝承では、現在も境内一帯に藪椿を主に、各種の椿が自生していますが、「椿の神社」つまり「椿神社」と呼ばれるとの説話があります。
大政奉還が行なわれて幕政が閉じられ、廃藩置県の実施を見て明治を迎えましたとき、伊予の国8藩も例外に漏れず、現在の愛媛県が誕生しました。県名策定に際し、古事記・日本書紀にも記されている、当神社の御祭神の一柱、愛比売命から県名とされましたが、都道府県名に御神名を冠されたのは、愛媛県のみのようです。
※ 転載終わり
何て“灯台下暗し”なんだろう。
私は、ネットを通じて、世界中の神様を、探しに行っておきながら、
地元の県に、神様のお名前が付いていたことを知らなかった。(いつかどこかで聞いていたが、右から左だったのかもしれないが…)
椿神社の御祭神の一柱、愛比売命(えひめのみこと)が、県名の“愛媛”になったという。
〈都道府県名に御神名を冠されたのは、愛媛県のみのようです〉…
この話も、有難いことだと感じた。
椿神社と言えば、懐かしい。
私は、ご縁があったのか?何かに引き寄せられたか?
椿神社から歩いて5分くらいの職場で、7年間ほど就職していた時期があった。
会社の社長と椿神社の宮司さんは、仲がよろしかったようで、よくおいでになっていたことを思い出す。
住んでいた場所からも近い…椿神社は、ご近所にある神社って感覚で(失礼ですね。スミマセン)
私は、何かあるたびに、椿神社によくお詣りをしていた。
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