2,604 / 4,110
第148章 新時代の幕開けだ!
永遠に枯れない花と、いつかは枯れる花
しおりを挟む神は、私に問う。
「永遠に枯れない花と、いつかは、枯れる花
どちらに魅力を感じるか?」と…
永遠に枯れない花に憧れなくもないが、
いつかは散りゆくからこそ、花は美しいという感性は、染み付いている。
私の返答を待たずして、神は言った。
「ワシは、枯れる花が魅力的だと思う。」と…
続けてこう言う。
「人もまた、花と同じ。
ワシが死を愛する理由は、これじゃ。」
人は、その神を、死の神と言う。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
56
1 / 3
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる