🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第145章 2019年10月22日、福音の鐘は鳴る。(Part1)

白い蛾からのメッセージ

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※  心に残った内容を、再び転載

 昭和天皇は、数多くの新種も発見しています。貝だけで110、全部で200以上の新種を発見したと言われますが、特に有名なのが、16歳のとき(1918年3月12日)、沼津の海岸で発見したエビで、ショウジョウエビと命名しています(ただし、1982年に新種ではなかったと判明)。
 また、1941年1月15日には、江ノ島の海底から新種のクラゲを発見、コトクラゲと命名しています。

公式記録に書かれているのは、陸軍人事の話や海軍戦果の上奏、戦争映画の鑑賞などキナ臭いものばかり。

12月8日の真珠湾攻撃で日米が開戦しているので、生物学の話など表だってすることは不可能だったのです。

 しかし、それから30年後、昭和天皇の生物学研究は、軍に軽蔑され、肩身の狭い思いをしながら細々と続けられていくのです。












「私は、なんて呑気だったんだろう」と、
思った。

「いくらなんでも、昆虫が集まり過ぎだ。」

「やっぱり虫の知らせだったかもしれない。」


だんだん、そういう気持ちになってきた。



もしかして、虫たちは、この地球が危険に晒されていることを、伝えに来てくれたとしたら?

何十年ぶりかのトカゲも見つけた。
  

滅多に見かけないような、

真っ白い蛾も現れた。



…ハッとした。

「私は、メッセージを読み違えたかもしれない。」



真っ白い蛾のスピリチュアルメッセージ…

〈白い蛾は死の前兆を告げるとする言い伝えもありますが、死は魂を解放してくれるもの、決して悪い意味ではありません〉




死は魂の解放、
それは、輪廻の過程であり、象徴であり、
新たなる再生へ向けての、ターニングポイントであると受け止めて、私は、
あまり危機感を感じなかった。



もしも、白い蛾が本来の意味であったなら?

「死の前兆を告げる」サインを送っていたとしたら?


それは、紛れもなく、生物たちの死への危険を告げに来た。


それはそうだ。

生物たちにとって、この世界は住み難い。

(※ 私は、日本しか知らないから、日本しか語れない。小さい頃に見た風景と、今ある風景は、違い過ぎる)


海は汚染される。


川は汚染される。


大気は汚れている。


森林は少なくなっている。


害虫が寄らないようにと、
畑に撒かれる、消毒や殺虫剤。


昔、田んぼだらけで、トンボが舞っていた街は、いつの間にか住宅街になっている。


山は削られ、高速道路は作られる。




生き物たちにとって、住み難くなった環境に

追い打ちをかけるように、

電波塔は立つ。



マイクロ波の影響を、心配する。



「これ以上進んだら、どうなるか?

想像力を働かせなさい。

これ以上環境を悪化させたら、死に向かうだけですよ。」



白い蛾は、その前兆を告げた。



「環境が、危ない!」


「生物たちが、危ない!」と教えてくれた。




昭和天皇は、貝だけで110、

全部で200以上の新種を発見された。


昭和天皇が発見された新種だけでも、それほどまでに多い生物、

昔から親しまれている種族の数は、計り知れない。




私の周りに、虫たちは、次から次へと現れた。


そして、ついに、白い蛾まで現れた。


白い蛾は、「死の前兆」

の警告



それが、迷信等の類ではなく、本当にそうだったら?


世の中は、大変なことになっている!



私は、居ても立っても居られない気持ちになった。















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