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第145章 古代より、自然は神様だった。
神様は、どこにいらっしゃるのだろう?
しおりを挟むはやし浩司さんに対しては、今はもう敵対視してはいない。
「人間は、とかく、あんな風に錯覚を起こしやすいのだ。」と、良い勉強になった。
ここまでテクノロジーが発達したら、行き着く先は、もっともっと素敵なパラダイスがあるのでは?と錯覚を起こす。
「あなた方が話すことは、お金のことや永遠に続く経済成長というおとぎ話ばかり」
国連の温暖化対策サミットで各国の代表を強い口調で非難し、早急な温暖化対策を求めたスウェーデンの16歳のグレタ・トゥーンベリさん。
活動を始めてわずか1年余りで、国連の温暖化サミットに招待された。
グレタ・トゥーンベリさんは、8歳の時に地球温暖化のことを知ったという。」
目覚めた考え方の人は、今の時代を
おとぎ話だと言う。
人間は、金とテクノロジーの亡者となった。
欲を出せばキリがない。
テクノロジーは、面白いように、発達していく。
〈1886年に、カール・ベンツが、世界初の自動車として初の特許を取得している。当時は自動車の有用性に気が付く者はなく、「交通の主役である馬を怖がらせる邪魔者だった。〉
〈日本では1898年1月に、フランスからの車が築地-上野の間で試運転されたのが最初とされる。〉
ウィキペディアより
少なくとも、121年前、築地-上野の間で、自動車が試運転される前まで、
日本には、自動車が、1台も走っていなかった。
馬車はあった。
交通の主役は、馬だった。
馬力(ばりき)とはよく言ったものだ。
人間は、馬の力を借りなければ、生活することが出来なかった。
モナ・リザの歴史が五百年だとして、僅か
百数十年前までは、そんな時代だったんだ。
当然、大気は汚れてはいない。
星空は、今より、ずっとずっと綺麗だっただろう。
一方、テクノロジーに陶酔している人は、
もっともっともっと進んだ未来があると錯覚する。
例えば、宇宙人がいて、宇宙人は、
もっともっと、進んだ文明の元に生きていて、行き着く先は、宇宙人だと言ったり、
人によっては、宇宙人こそが神だと錯覚を起こす。
まぁ、私も、宇宙人は好きだから、宇宙人のことは否定はしないが、論点が全く違っている。
《地球全体を観て、今どうなっているか?》
それが重要なんだ。
テクノロジーの行き着く先、発展した未来になど、神様は、いらっしゃらない。
神様は、どこにいらっしゃるのだろう?
神さまは、もっと純粋な場所にいらっしゃる。
例えば、一匹のちっちゃなコオロギのような
例えば、一匹のちっちゃな蜜蜂のような
そんな健気な純粋な場所に、神様はいらっしゃる。
自然界の中に、神様はいる。
そして私たちも、また、
その生き物の、ひとつなんだ。
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