🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第145章 古代より、自然は神様だった。

管理体制

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まぁ、私は、たまたま、
息子に、その名前を言い当てられたのだけど、私が独自で調べたとしたら、ゴミムシダマシ科まで、辿り着かないといけない。

まず、ゴミムシだと勘違いしたら最後、全く違う虫の種類を追いかけてしまうことになる。


あくまでも、それは
ダマシが付いてる。だから、ゴミムシではない。




界、門、網、目、科  に当てはめて

界は、動物界

門は、節足動物門

網は、昆虫網

目は、昆虫目

科は、ゴミムシダマシ科


…とどんどん特定していく。


科まで辿りつく。

科までいったら?

地域分布図を参考にした良いと思った。

例えば、この地域にしかいない種だとか
この地域に多く分布している種だとか…

そしたら、見つけたい昆虫(見つけたい相手)が、どんどん絞られてくると思う。


画像を確認し、似ている虫を、一つずつ特定していく。



何だか、警察が、犯人を絞りだしていく姿にも似ていると思った。


パソコンのIPからでも、
人物を見つけ出すことが、同様に出来る。


IPは、番号で区切られているから、分かり易い。


緯度、経度情報で、相手がいる位置も、

一目瞭然なので、

昆虫の種を調べるより、はるかに簡単である。





これはどういうことなのか?


私たちは、グループ分けされて、管理体制に組み込まれている。


逆に、私たち個人も、探偵事務所がするような作業が、出来てしまう。





界、門、網、目、科 を見て

まるでIP  のようだと思った。




つまり、科までいけば、

緯度、経度情報さえ分かれば、使用されたパソコンが突き止められる。



では、そのパソコンを使っていた人物は誰なのか?

…それも分かる。





いや、まてよ。

マイナンバー制度になっているし、
IPによる識別は、これから先は、もう古いかも。


私たちは、番号を見ても、よく分からないけど、情報を整理し管理している側にとっては、番号を付けた方が、管理し易いんだよね⁈





管理か。。。



私たちは、昆虫みたいだな。(鳥でも、他の生き物でも、それは全部当てはまるけど)






「随分と住み難い、随分と不自由な世の中だな。」

そう思った。




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