🌟真理の扉

第145章 古代より、自然は神様だった。

ハミルトン(時計)の歴史は、各国の歴史によく似ている。『人生万事塞翁が馬』

昨夜、ハミルトンという言葉が降りて来たので、ハミルトンの歴史を調べてみた。


「ハミルトン…   時計のブランド？

名前だけは、知ってる。」


先ずは、Wikipediaより、年表を、自分なりに整理した。



1874年頃、米国ペンシルベニア州ランカスターにアダムス＆ペリー時計製造会社が設立された。12年後の1886年 スイスのキーストンスタンダード時計に買収されるも、 
キーストンスタンダード時計は、1890年に倒産。

2年後の1892年、
キーストンスタンダード時計の資産を元にハミルトン時計が設立される。同年オーロラ時計を買収し1893年に懐中時計の生産を始める。

1910年、軍の時計納入業者となり第一字世界大戦を経験し、第二次世界大戦も経験した。


第二次世界大戦時には、一般用の時計生産を停止して全ての施設で軍用時計を生産し、100万個以上が海外に届けられた。

戦後の1962年、同社、リコー（現リコーエレメックス）、三井物産の3社共同出資で「ハミルトン・リコー株式会社」を設立。

《その時、日本初の電池式腕時計を発売》

1966年、マイクロ・ローター式自動巻のスイスの時計会社、《ビューレンを買収、ハミルトン・ビューレン》となる。

1969年、創業以来の米国内工場をすべて閉鎖し、スイスのビールに拠点を移転した。

1969年3月3日 、同社、ホイヤー・レオニダス、ブライトリング、デュボア・デプラの4社共同で《史上初の腕時計用自動巻クロノグラフキャリバー「キャリバー」を開発し発表。》

1970年5月6日 、世界最初のLEDデジタル時計「パルサー」を発表する。


1971年 - ビューレン社へ「ビューレン」の商標を返還…

1972年は、売れ行きの伸び悩みなどから、《正式にビューレン社を解散し社名もハミルトンに戻る。》




スイスの会社を買収されたら、倒産したけど、その資金を元手に、また復活！

軍の時計納入業者となり、二度の世界大戦を経験。


(共同出資で)ハミルトン・リコー株式会社が設立された時は、“日本初”の電池式腕時計が発売された。


マイクロ・ローター式自動巻の特許を持つスイスの時計会社、ビューレンを買収、ハミルトン・ビューレンとなる。


他の会社と協力し合って“史上初”の腕時計用自動巻クロノグラフキャリバー「キャリバー」を開発し発表したり、“世界最初”のLEDデジタル時計「パルサー」を発表したり、様々な功績を挙げる。


ビューレン社へ「ビューレン」の商標を返還  …売れ行きの伸び悩みなどから、正式にビューレン社を解散し、社名もハミルトンに戻る。


1974年5月16日 - オメガとティソの合弁会社SSIHの傘下になり現在に至る。





100年の間で、色々なことがあった。

スイスの会社に買収されたら倒産し、

復活し、戦争を経験し、

今度は、スイスの会社を買収した。

輝かしい時代があり、日本発、史上初、世界初…

その後、売り上げは伸びず、

社名を元に戻す。




ハミルトン(時計)の歴史は、各国の歴史に似ている。


つまり、侵攻される(買収される)時代があり、滅びる(倒産)時代があり、


華々しく活躍する時代を経験する。(史上初、世界初)


大きくなったら、他の国を侵攻する。(買収する立場になる)


しかし元に戻る。(買収したけど、失敗したり、売れ行きが悪くなる)





『人生万事塞翁が馬』とは、よく言ったものだ。



人生万事塞翁が馬の“人生”は、

“各国の歴史”に、よく当てはまる。



「色々な経験をし、結局は、元に戻る。」


ハミルトンみたいに。



時計を巻き戻すみたいに、

「ゼロ」   →   “令” からスタート。