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第144章 新しい価値観、新しい世界観
1945年、エジプトで『トマスによる福音書』が見つかる。
しおりを挟む月の光に波動を合わせる。
虫の鳴き声に波動を合わせる。
月が出ぬ夜は
風の音、虫の鳴き声に波動を合わせる。
スカラベの仲間、大黒黄金は、
「いよいよ ですよ。」とやってきた。
宇宙の風に乗り、サロメは、ついに目覚める。
1945年上エジプト・ケナ県のナグ・ハマディ(エジプト・アラビア語版)(より正確には、ナグゥ・アル=ハムマーディ)村の近くで、
ナグ・ハマディ写本のなかで
『トマスによる福音書』は、見つかった。
ナグ・ハマディ写本は、二十世紀最大の考古学的発見に数えられており、事実、初期キリスト教の研究を飛躍的に進展させた。
(Wikipedia情報)
トマスによる福音書に、サロメは登場。
サロメは、イエスと親密に対話する「弟子」だったという。
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