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第144章 新しい価値観、新しい世界観
息子であるヨハネは、母であるサロメがイエスの墓に行ったことを知らないはずはない。
しおりを挟むイエスの墓を見に行った女性の物語
ヨハネの福音書の記録によると、イエスの墓を最初に見に行った女性は、マグダラのマリアであった、と記録しています。
そして、墓に行くと(入り口を塞いであった)石が取りのけてあるのを見て、彼女はすぐイエスの弟子であったペテロと(イエスが愛しておられたもう一人の弟子)ヨハネのところへ報告に行きます。
ヨハネによる福音書 20:1-2
週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちにマグダラのマリアは墓に行った。
そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。
そこで、シモン・ペテロのところへ、またイエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。
「主が墓から取り去られました。どこに置いてあるのか、わたしたちには分かりません。」
本当は、マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメの3人が、イエスの墓を見に行った。
福音書記者をしていたヨハネは、母サロメを登場させず、マグダラのマリア1人だけ登場させた。
マタイは… 2人
ルカは… 3人だけど、サロメを登場させていない。
サロメが嫌われてしまった理由は、何なんだろう?
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