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第144章 新しい価値観、新しい世界観
ワタリドリがリリースされたのは、宗右衛門町の歴史から400年
しおりを挟む仕事をしている時間帯に、ふと、
「そえもんちょう」という言葉が降りてきた。
わけが分からないので、平仮名でメモ書きし、後で調べようと思った。
小さい子供の頃、「そえもんちょうブルース」って曲があったような…?
…う~ん。うろ覚えだ。
調べてみたら、大阪ミナミの代表的な歓楽街の一つに、『宗右衛門町』という場所があるらしい。
またまた、ウィキペディアが大活躍。
歴史を調べてみた。
1615年(元和元年)の道頓堀川開削とともに成立した道頓堀川八丁のひとつで、町名は開削に関わった人物の一人である山口屋宗右衛門に由来する。1872年(明治5年)の町名改正までは「道頓堀宗右衛門町」。
江戸時代初期から花街の性格を帯びていたが、1842年(天保13年)に茶屋や風呂屋が一旦整理された。しかし、1857年(安政4年)には茶屋株50軒が免許され、以降昭和初期まで南地五花街のひとつとして繁栄した。
※ 転載終わり
2015年、[Alexandros]のワタリドリがリリースされた。
ワタリドリに乗り、トート神は、飛び立つ。
なるほど。ワタリドリから遡って、丁度400前に宗右衛門町の歴史が始まったのか。
宗右衛門町は、南地五花街のひとつとして繁栄した。
《南地は、宗右衛門町、九郎衛門町、櫓町、坂町、難波新地で構成され、これらを総称して南地五花街(なんちごかがい)と呼ばれていた。》
遊郭があり、遊女と呼ばれた女性たちがいた。
そっかー。
その歴史から400年なんだね。
ふと考えた。
「……それが、宗教的に、忌み嫌われる理由は、何故なんだろう⁈」…
性的なことを不純なるものとして扱う。
…キリスト教やイスラム教は、そんなイメージを持つ。
その概念は、やっぱりおかしいと思った。
性的なことに対しては、遺伝子レベルで興味を持つというのが、ふつうの感情だ。
でなきゃ、子孫は、残せない。
遊郭などで働いていた女性たち、
彼女たちは、卑下すべき存在か?
いや、そうではないはず。
貧しければ生きて行けない。
彼女たちは、家族を助けた。
女性たちが働いて得たお金は、彼女たちの貧しい両親や兄弟達の為に役立った。
それぞれがそれぞれに、様々な事情を抱えながらも尚、逞しく生きる女性に、否定的なことを言う者を許しはしない。
それに、何より、
需要と供給の観点で見てみる。
必要とされたから、彼女たちは存在した。
仮に、彼女たちの職を、
忌むべきものとするならば、そこに通う男性もまた、忌むべきものであるという図式は、成立する。
何事も“鏡”である。
真(しん)なる輝きに、女性を目覚めさせよ。
新(しん)なる輝きに、女性を目覚めさせよ。
それは…
神(しん)なる女性の輝きへの目覚めである。
男性社会のピラミッドを立て直し、
社会構造を、ダビデの形に戻す。
隠された、サロメ(Salome)は、
表に出てきた。
サロメ(Salome)は、全ての女性に光を当てて、全ての女性の魂を、解放へと導く。
そして、サロメ(Salome)は、守る。
マグダラのマリアを、サロメ(Salome)は、全力で守る。
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