🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
2,318 / 4,110
第143章 変革

見えない部分に真実がある。

しおりを挟む

私は、

「ああ、そういうことだったのか。」


下弦の月を見て、目が覚めるように思った。


つい最近まで、中秋の名月とか、今年最小の満月とか言って注目を浴びた月は、
いつの間にか、半月になっている。


見えていない部分に、真実があるとすれば?

それは、“隠された真実”だ。


人間目線で、

捕獲し易いから、阿呆だ。阿呆だ。と言われて、その鳥は、アホウドリと名付けられた。


隠されて部分を、きちんと見つめてあげれば、見る目は、違ってくる。



アメリカでは、アルバトロスと言われている。

凄いスピードで長い距離を飛ぶ…アホウドリは、渡り鳥界のスーパースターだ。



人間目線で、畑を荒らす、害獣だと言われているアルマジロは、自然界では、生態系のエンジニアだ。


2日に1つ、鋭い爪で穴を掘り、それは、他の生物の託児所になる…自然界ではなくてはならないスーパースターだった。


ところで、アルマジロに関して、今日新たなる情報を見つけた。


《アルマジロは鶏肉のような味がするそうで、ブラジルではさほど珍しい食肉ではない。しかしこのほど、アルマジロを食べる習慣に警鐘を鳴らす研究結果が出た。アルマジロの肉はハンセン病を引き起こす可能性があるという。》

◎最近の論文によると、ハンセン病の原因菌であるらい菌を、アルマジロが保有していることが明らかになったという。


人間の病気の原因となる菌を保有しているアルマジロ…   

神様が「食べてはいけないよ」と警告していると、受け止める。

自然界には、決して逆らってはいけないルールがある。


アルマジロは、他の生物にとって、とても“役に立つ存在”だ。

機関車トーマスや、トーマスの仲間たちが、役に立つ機関車であるように、
アルマジロは、自然界にとって役に立つ生き物だった。



やはり、神様は、

「他の生物にとって役に立つ生き物」が好きだ。



神様ちゃんと、見られている。



あの月のように……。








しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

処理中です...