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第143章 変革
ランドセルの色のバリエーションが増えていくように、時代は、“多様性”を受け入れられるようになった。
しおりを挟む私の子供の頃は、ランドセルは、黒か赤だった。
男の子は黒、女の子は赤と、色が限定されていた。
今の時代の子供たちのランドセルは、色もデザインもバリエーションが増え、それぞれの個性に合わせた選択肢がある。
ふと思った。
ランドセルが、多種多様になったように、人々は“多様性”を受けいれられるようになった。
頭が柔らかくなり、意識レベルは、確実に高い。
それぞれの個性が認め合える時代になっている。
今が、チャンスだと思った。
今の時代なら、きっと、
モナ・リザの本当の姿を、世の中に理解して貰えるはずだと思った。
モナ・リザは、やはり両生具有の魂だ。
レオナルドが、“自分とカテリーナを合成するイメージで”描いた絵なのだから…
両生具有になる。
どうしても、そうなってくる。
ランドセルの色が増えていったように、
どんな個性も認め合える、受け入れられる…
そんな時代になった今…
「モナ・リザは、両生具有です。」と、
全世界にカミングアウトしても、きっと受け入れられるよね?
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