🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第143章 変革

忘れようとしても忘れられない記憶

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「今どきの若い者は…」

私たちは、若い時、よくその言葉を当時の大人たちに、使われた。


では、「今どきの若いコは?」…

意識として、レベルが高い人が多いと思った。

米津玄師さんのパプリカのMV内でのコメントを読んでいたら、第二次世界大戦を経験された魂の方が多いことが、よく分かった。

戦争の悲惨さを、身をもって経験されている魂だからこそ、あの曲に、そして加藤隆さんのアニメーションに、戦争を重ね合わせて聴かれていた。

アニメーションが、国語の教科書だとコメントされている方も多かった。

国語の教科書と言っても、あの雰囲気とオーラは、“昭和そのもの”だ。
やはり、あの時代の魂たちが、転生して下さったかと思わずにはいられない。

私が子供のころは、クソ真面目に、「人間死んだら終わり」を口にする大人が多かった。だから、私は、ずっと過去世の記憶を封印した。

しかし、今はどうだ?


長崎への原子爆弾投下、広島への原子爆弾投下、何らかの理由で戦争が原因で亡くなられた方、また戦後生き延びても、
戦争で大切な人を失った…そんな強烈で悲惨な魂の経験者の方の、魂を引き継いだ方が、今世にまた転生され、
どんどん、どんどん、大人の階段をのぼられている。


切なくて辛い、どうしようもない哀しみを背負った魂、例え、一旦記憶が消されて、白紙に戻され赤ちゃんになっても、魂の奥の深い深い深い部分で、その記憶は、消えない傷として刻まれている。


あのパプリカのMVは、魂の浄化作用がある。
戦争経験者の魂が1人また1人と集まって来て、コメントを残されている。


やっぱり、人は死んだら終わりじゃない。
  

私が子供の頃「人間死んだら終わりだ」を口にしていた大人たち、
あの人たちは、きっと、強烈な魂の経験がなく、柔らかな風に吹かれて輪廻転生をされたに違いない。


激しい風に吹かれたら、誰だって、魂の奥に何らかの傷が刻まれる。


そして、それは、転生された時、つまり次に生きる上で、
忘れようとしても忘れられない記憶となる。



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