🌟真理の扉

第143章 変革

人間は、 決して、自然界を侮ってはいけない。

出典
ja.wikipedia.org

【ネグレリア・フォーレリ(NAEGLERIA FOWLERI)】（寄生アメーバの一種）

※Naegleria fowleri の読み方は、日本寄生虫学会の「寄生虫和名表」によれば フォーラー・ネグレリア が正式名。

ネグレリアフォーレリという人間を襲う寄生アメーバの一種でこれに寄生されると脳が溶け、数日で死亡する。

ネグレリアフォーレリは水温２６度以上になると活性化し25～35℃くらいの温かい水を好む。河川や湖沼、温泉等の淡水に生息。

世界で１４１例しか発表されていない（１９９９年現在）が、実は風邪と誤診されて死亡しているケースがある。
生存例はわずか8例程。


・ネグレリア・フォーレリによる原発性アメーバ性髄膜脳炎。致死率約95％とおそるべき病気。

・池、湖、温泉、プールなどで泳いだりした時、鼻から水が入るとネグレリアフォーレリが鼻の嗅神経から直接脳内に侵入し、侵入後組織融解酵素という肉質を溶かす液を出し、脳低部の細胞を溶かしてそれを栄養に爆発的に細胞分裂をして脳を喰いつづけ、感染者は数日で死亡する。

・感染から4日～1週間程の潜伏期間の後、発症すると発熱・悪寒・頭痛、激しい嘔吐を引き起こし、意識が混濁して発症からわずか10日あまりの短い期間で死に至る。

・初期症状は風邪と似ていて３８℃～４０℃の熱が出る。頭痛と吐き気が日に日にひどくなり、髄膜炎と診断されるが、ネグレリアフォーレリと診断できる医者がまだ現在のところ少ない。しかも骨髄液を採取してみないとわからない上、ＣＴスキャンでは脳にむくみが現れるだけでアメーバの存在には気づかない。さらにＣＴスキャンでむくみが発見されたころではもう手遅れ。


※  上記は、まとめ サイトで見つけた情報







人間が、何の気なしに虫を殺せるように、寄生虫は、鼻の嗅神経から直接脳内に侵入し、感染症を引き起こすことで、人間を殺すことが可能である。



人間が虫を殺すことが可能なように、
他の生物は、人間を殺すことが可能である。



だから、人間は、
決して、自然界を侮ってはいけない。







病原体：寄生虫とは｜これからの衛生管理 | 大幸薬品株式会社

http://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control/virus/parasite.html

感染症の基礎知識　病原体：寄生虫とは

寄生虫とは、人や動物の表面や体内にとりついて（寄生して）食物をせしめる生物のことをいいます。寄生される人や動物を宿主といい、寄生虫は宿主なしでは生きていけません。そして、寄生虫は宿主に害を及ぼす場合があり、この感染症を「寄生虫症」といいます。
第2次世界大戦後の日本では多くの人（60％前後が回虫（かいちゅう）、5％前後が鉤虫（こうちゅう）に感染）が寄生虫に感染していました。その後、農業での化学肥料の導入、下水道の整備や水洗便所の普及などの衛生的な生活、検査や駆虫薬などの対策によって、感染者は非常に少なくなり、今では寄生虫を知らない人も増えています。
最近、グルメブームによる生の食品や輸入食品・自然食品の摂取、海外旅行の増加、ペットブーム、海外からの輸入増加などによって、寄生虫症が増えてきているといわれています。