🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第143章 変革

先程のサイトより… 男が消える?人類が消える?…こういうことも知らなかった。公害?タバコ?電磁波?原因は分からない。

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男が消える? 人類が消える?

 Y染色体が小さくなり、やがて消滅する運命にある。男性の精子の割合は質の劣化や濃度が低下しているという報告が相次いでおり、まさに危機に瀕している。


これはY染色体がコピーの際に破損し、わずかなコピーのミスや突然変異が起きると遺伝子は傷つき機能を失い修復不能となる。
(オックスフオード大学人類遺伝学者、オーストラリア国立大学性染色体研究者)。

正常な形をした精子は
10数%しかなく泳ぎ方にも問題が有り、ちゃんとした泳ぎ方ができるのは3~4割しかない。とにかく人間の精子は質が悪い (ニューカッスル大学教授)。


 質だけでなく濃度にも問題が有ることがヨーロッパの調査でも分かってきている。デンマーク国立病院が中心
となり、イギリス、フランス、デンマーク、フィンランドの4カ国が参加する初の大規模な調査では同じ基準で
3500人の男性を調べた。WHOの基準では精子の濃度が1ml中2000万個を下回ると不妊に該当する。


デンマークでは20%の人が基準以下、不妊予備軍とされる4000万個以下の人を合わせると40%が基準を
下回るとされている。全体の平均も1ml中4600万個と不妊予備軍ギリギリの数字となっている(デンマーク国立病院医師)。


この調査では日本のデータもチェックされ、精子の濃度はデンマークと変わりないという報告が出されている。


デンマーク国立病院の精子調査会の報告会で研究者達はフィンランドのデータに驚かされた。


 フィンランド人の精子の濃度が下がり続けており、わずか5年の間に精子の濃度が27%も下がり続けている。

この現象は短期間に起きているので、遺伝的要因ではなく環境などの外的要因が疑わしい。


精子を急激に悪化させた原因は何か?今のところ確証は得られていないが公害、タバコ、電磁波などさまざまな
原因が指摘されている。


<NHKスペシアル(英国BBC放送 2009年1月19日)>
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