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第143章 変革
クワガタの雄、トンボ、 野鳥の群れ、数えきれないほどの蝶
しおりを挟む今朝も、昆虫がうちのビルの階段の所にいた。
たぶんコクワガタの雄だと思う。
長男が、学校から帰って来たら、
本当にコクワガタかどうか?を、聞いてみよう。
今日は、次男の剣道のお稽古の日だ。
武道館に次男を送り、帰り道、
主人の車の中で、高速で飛ぶトンボの姿を見た。
小さな生き物に関心を持ち始めると、
小さな生き物が、やたらと目に入る。
お昼から、姉と二人で、お墓掃除とお墓参りに行った。
彼岸入りは、まだだけど、お彼岸月ということで、ご先祖様は、きっと喜んでくれるだろう。
祖父は、今年が50回忌で、
父は、生きていれば、今年88歳(米寿)である。
ふと目に入った、前を走る車のナンバーは、333だし、今年は、8と3の数字に、やたらと縁がある。
お墓へ行くまでの道で、野鳥の群れを見た。
お墓周辺やお墓内で、数えきれないほどの蝶を見た。
オレンジ色や緑色の綺麗な模様が入った蝶…
真っ黒なアゲハ蝶…
薄紫の小さくて可憐な蝶…
沢山の蝶を見た。
つがいのように、二匹仲良くひらひらと舞う蝶もいれば
まるで親子みたいに、大きい蝶と小さい蝶が、連なっている姿も目に入った。
顔の直ぐそばにまで来てくれた蝶もいれば、私の左手に、止まる寸前まで寄ってくれた蝶もいた。
《蝶は、生まれ変わりのシンボルで、輪廻転生のメッセージが送られてくる》……
そういう記事をネットで見つけた後だからだろうか?
「お墓や、お墓周辺に蝶がやたらと多い理由は、これだったのか!」
と、妙に納得した。
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