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第141章 新しい季節
今度は、キリギリスを見つけた。キリギリスは、賢者だった。
しおりを挟む2019年9月7日、18時頃、ビルの階段のところで、小さな生き物を見つけた。
たぶんバッタかな?と思ったが、虫ケースに入れ、一応、長男の帰りを待った。
(長男は、塾へ行っていた)
数時間待って、帰宅した息子に聞いた。(勿論、聞いた後、逃した)
「バッタかな?」…私は言った。
息子は、キリギリスの仲間だと答えた。
はっきり、キリギリスだよと言わなかったのは謎だが、まぁ仲間なら、キリギリスとして、スピリチュアルメッセージを見てみようと思った。
あるには、あったが、何かピンとくるものがない。
と、思ったその時、面白い記事を見つけた。
『アリとキリギリス』の話を論破した看板 – grape [グレイプ]
https://grapee.jp/351875
イソップ寓話の1つである『アリとキリギリス』。
『アリとキリギリス』のあらすじ
夏の間、アリは冬に備えてせっせと食料を蓄える。一方のキリギリスはバイオリンを弾き、歌って過ごす。冬になるとキリギリスは食料がなく飢えてしまう。
日本でも馴染みのある作品で、「子どものころに読んだ」という人も多いのではないでしょうか。
そんな『アリとキリギリス』を「完全に論破してしまった!」とTwitterで話題の看板があります。
投稿したのは、銀火(@nekoginka)さん。
ぜひご覧ください!
【アリの寿命は2年
キリギリスは2か月
だったら遊ぶよな…。】
※ 看板の画像省略
なんと、そもそも寿命的にキリギリスは冬を越えることができなかったのです。
この真実に投稿者さんは…。
ぐう正論!!!
そうなりますよね。
ちなみに、ここでいうキリギリスの寿命とは羽化してからの話。最長で4年もの間、卵のまま過ごすこともあるといいます。
この笑えるような、切ないような不思議な看板に多くの人がコメントを寄せています。
キリギリスはむしろ賢かったということか!
キリギリスの見方が変わった。でも、中には越冬する個体もいるんじゃないの?
太く短くの人生を全うしたんですね。
夏の間に調子に乗り、冬への準備を怠ったせいで飢えてしまった愚か者。
そんなイメージが植え付けられてしまったキリギリスですが、もしかしたら限りある人生を楽しんだ賢者だったのかもしれませんね!
※ 転載終わり
自分が、2ヶ月しか生きられない立場だったら?と考えた。
私は、働きはしない。
会いたい人に会いに行き、やりたいことがあれば、思い残すことがないように、やりたいと思うだろう。
【アリの寿命は2年
キリギリスは2か月
だったら遊ぶよな…。】
確かに、正論!
この世の中は、見方を変えれば、目から鱗の新事実が浮かび上がる。
キリギリスを見つけたおかげで、
また発見があった。
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