🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
2,119 / 4,110
第141章 新しい季節

今度は、キリギリスを見つけた。キリギリスは、賢者だった。

しおりを挟む

2019年9月7日、18時頃、ビルの階段のところで、小さな生き物を見つけた。


たぶんバッタかな?と思ったが、虫ケースに入れ、一応、長男の帰りを待った。
(長男は、塾へ行っていた)


数時間待って、帰宅した息子に聞いた。(勿論、聞いた後、逃した)


「バッタかな?」…私は言った。

息子は、キリギリスの仲間だと答えた。

はっきり、キリギリスだよと言わなかったのは謎だが、まぁ仲間なら、キリギリスとして、スピリチュアルメッセージを見てみようと思った。


あるには、あったが、何かピンとくるものがない。

と、思ったその時、面白い記事を見つけた。


『アリとキリギリス』の話を論破した看板 – grape [グレイプ]

https://grapee.jp/351875



イソップ寓話の1つである『アリとキリギリス』。

『アリとキリギリス』のあらすじ

夏の間、アリは冬に備えてせっせと食料を蓄える。一方のキリギリスはバイオリンを弾き、歌って過ごす。冬になるとキリギリスは食料がなく飢えてしまう。

日本でも馴染みのある作品で、「子どものころに読んだ」という人も多いのではないでしょうか。

そんな『アリとキリギリス』を「完全に論破してしまった!」とTwitterで話題の看板があります。

投稿したのは、銀火(@nekoginka)さん。

ぜひご覧ください!


【アリの寿命は2年

キリギリスは2か月

だったら遊ぶよな…。】

※  看板の画像省略


なんと、そもそも寿命的にキリギリスは冬を越えることができなかったのです。

この真実に投稿者さんは…。



ぐう正論!!!

そうなりますよね。

ちなみに、ここでいうキリギリスの寿命とは羽化してからの話。最長で4年もの間、卵のまま過ごすこともあるといいます。

この笑えるような、切ないような不思議な看板に多くの人がコメントを寄せています。

キリギリスはむしろ賢かったということか!
キリギリスの見方が変わった。でも、中には越冬する個体もいるんじゃないの?
太く短くの人生を全うしたんですね。

夏の間に調子に乗り、冬への準備を怠ったせいで飢えてしまった愚か者。

そんなイメージが植え付けられてしまったキリギリスですが、もしかしたら限りある人生を楽しんだ賢者だったのかもしれませんね!



※ 転載終わり

自分が、2ヶ月しか生きられない立場だったら?と考えた。

私は、働きはしない。

会いたい人に会いに行き、やりたいことがあれば、思い残すことがないように、やりたいと思うだろう。


【アリの寿命は2年

キリギリスは2か月

だったら遊ぶよな…。】



確かに、正論!

この世の中は、見方を変えれば、目から鱗の新事実が浮かび上がる。



キリギリスを見つけたおかげで、
また発見があった。




しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

♡蜜壺に指を滑り込ませて蜜をクチュクチュ♡

x頭金x
大衆娯楽
♡ちょっとHなショートショート♡年末まで毎日5本投稿中!!

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

処理中です...