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第141章 新しい季節
グスタフ・スコール、聖者の行進
しおりを挟む『グスタフ・スコール』は、
スウェーデンの王室歌である。
『聖者の行進』は、
黒人聖歌。
聖者の行進(元々は、黒人の為の音楽)が、
グスタフ・スコール(スウェーデンの王室歌)より、劣っているなんてことは、絶対にない。
…ということは、つまり
神からの愛や恵みは、全ての人(小さな生き物を含む)に、平等に注がれているってこと。
“蛾” という字から、女王様をイメージしたけど、
ふと、“蛾”から虫を取り除いたみた。
そしたら、我(われ)になった。
《蛾(が)と呼ばれる虫のなかに、我がいた。》
気持ち悪いと思っていた虫を女王様のようだとイメージしたが、
シンプルに虫を取り除いたら、我(われ)になった。
目覚めるように思い、私は、呟く。
「女王様も、私も、虫も…結局は、同じなんだ。」
金子みすずさんの詩 、
「私と小鳥と鈴と」を思い出す。
やっぱり、そうだね!
みんな違って、みんないい!
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