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第141章 新しい季節
私が、脳の手術を受けたのは、イギリスのヴィクトリア女王の生誕200年目の、誕生日だった。
しおりを挟む2019年9月4日から、9月5日に、日付が変わる頃、私は、“ビクトリア”というメッセージを頂く。
直ぐに、イギリスの女王をイメージしたが、忙しくて検索する暇もなく、昨夜、やっとビクトリアを検索ワードにかけた。
やはり、イギリス王室に、ヴィクトリアという名前の女王はいた。
ヴィクトリア(英語: Victoria、1819年5月24日 - 1901年1月22日)は、イギリス・ハノーヴァー朝第6代女王(在位:1837年6月20日 - 1901年1月22日)、初代インド皇帝(女帝)(在位:1877年1月1日 - 1901年1月22日)。
ウィキペディアより
ヴィクトリアは、1819年5月24日生まれ
今年は、2019年だから、丁度今から、200年前だ。
しかも、5月24日は、私が脳の手術を受けた日。
(女王を主役とし)逆さまに考えたら、
ヴィクトリア女王の生誕200年の誕生日(200歳の誕生日)に、
名もない一般庶民の私が、脳の手術を受けたことになる。
ヴィクトリアは、イギリスの女王でもあり、初代インド皇帝(女帝)でもある。
「あっ、そうか…」
「インドは、イギリスの植民地だった時代があるんだ。」
何かを思い出したように、私は、呟いた。
ヴィクトリア女王は、イギリスの女王でもあり、インドを支配した、初代の皇帝
でもある…
何だか、昔おさぼりした、世界史の復習をしている気分だ。
一般庶民の、マイノリティ代表の私と、ヴィクトリア女王の間に、一体どんな関係があるのか?ないのか?
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