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第139章 繋がり (不可解な方面での繋がり)
私は、目には、見えない何かが、恐ろしくなり、「空がそんな状況ならば、海もそんな状況なのではないか?」と不安になった。
しおりを挟む2019年8月13日、脳外科の検診受付番号が、レオナルド・ダ・ヴィンチが亡くなった年の数字、『1519』だった。
翌日、娘と、ふと見上げた空に、虹がかかった。
台風前夜だというのに、私は、月を見た。
微かな微かな光を見つめていたら、
真っ黒い雲に覆われたなかから、突然、月が顔を出した。
翌日は、本当に台風が来たが、私たちが住んでいる地方は、台風の目が通過。
接近前後には、多少雨の影響はあったが、
通過している時間帯は、不気味なくらいに、雨や風が止んでいた。
闇のなかから、現れた月が現れ、台風の目が通過した一週間後、
私は、ある実験によって大量死したという、オランダのハーグ公園の、鳥たちに起きた悲劇を知った。
それからだ。
私は、目には、見えない何かが、恐ろしくなり、「空がそんな状況ならば、海もそんな状況なのではないか?」と不安になった。
同時に、以前からもっていた、不信感を益々募らせるようになる。
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