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第138章 宇宙の風に乗る part 4
シフトチェンジ、1000年の時を経て、権力支配が終わる。
しおりを挟む平安時代の貴族、藤原道長(966~1027)が
「この世をばわが世とぞ思ふ望月(もちづき)の欠けたることもなしと思へば」と詠んでからちょうど1千年後の満月が、2018年11月23日の夕刻に、昇った。
栄華を極めた藤原氏の時代の月…
道長が観た、その月から1000年が
経過した。
いわゆる、
《権力が世を支配するという、象徴的な月から、1000年後の望月》
が世を照らした。
変化は訪れた。
権力の象徴を物語った望月は、
皆のもとに、分け隔てなく輝やける
月になる。
想いが具現化されるまで、少しばかり(数ヶ月から1年)の時間がかかる。
何でも、あちら側が先だから。
こちら側に映し出されるまでに、少しばかりの時間がかかる。
あちら側は、もう変化があったから、こちら側も、確かに変わる。
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