🌟真理の扉

第139章 繋がり (不可解な方面での繋がり)

エレベーター付近にP C(遠隔監視システム)がある理由

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/34/5/34_306/_pdf/-char/ja

2. エレベーター遠隔監視システムの開発経緯
当社は，1981 年にエレベーターの故障状態を検出し， 情報センターに通報する“遠隔監視サービス”を開始し た。以降，1996 年には“変調診断機能”と遠隔から採 取した運行状況データを駆使した“遠隔点検機能”を搭 載した。これは運行状態を 24 時間 365 日にわたり監視・ 診断するものである。

さらに，点検精度向上と訪問点検 による停止時間を改善した“リモート点検システム”を 投入した。


2003 年 4 月からは，エレベーターシステム の重要機器と管制運転装置について高精度・高密度で診 断する“遠隔診断運転機能”，閉じ込めに遭遇した乗客

*三菱電機ビルテクノサービス(株)昇降機事業本部技術開発部

1980 年 5 月生まれ，福岡県出身。2005 年九州工業大学大学院生 命体工学研究科修士課程修了。昇降機遠隔管理サービスに関する
技術研究・開発に従事。
まえ だ きょう へい
前 田 恭 平*
を情報センターから救出する“遠隔閉じ込め救出機能”
を提供し，保守員が訪問点検にて実施していた高度な作
業を自動化し，エレベーターの運転停止時間を短縮して きた 1)。
一方，地震発生により運転を休止したエレベーター の運転再開には，保守員の訪問点検が必要であった。

そ のため，2005 年 7 月に発生した千葉県北西部地震では， 都心部の多くのエレベーターが運転を休止し，通常運転 の再開までに多大な時間を要した。これを契機に国土交 通省社会資本整備審議会建築分科会建築物等事故・災害 対策部会報告「エレベーターの地震防災対策の推進につ いて」の中で，「自動診断・仮復旧システム」 の開発が 提言された。
この提言を受け当社は，遠隔診断運転技術を用いた “地震時自動診断&復旧システム”の開発を加速させ， 2006 年 10 月に提供を開始した。さらに，2011 年 2 月 から，かご内の“安心ディスプレイ”に「安全・安心」 に関する様々なコンテンツを表示する新たなサービスの 提供を開始した。



※  これは、三菱製のエレベーターの例




あっ、なるほど！！


色々なトラブルに備えて、エレベーターには、遠隔監視システムが備わっている。