🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

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第138章 宇宙の風に乗る part 4

私の実体験を語ったら、あなたは、何時代の人ですか?と言われた。(書かれた)

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人は、馬の力がないと生きていけない時代があった。


人と馬は、仲良く共存していた。



同じように、人と人とは、生活の上で、お互いに頼りあって生きていた時代があった。


ひと昔前、テレビがあまり普及していない時代があった。

小さい頃、母は、よく言っていた。

「むかしは、テレビは高級だったから、どの家庭にもテレビがあるわけではなく、テレビのある家庭に、観に行かせてもらってたんだよ。」って…


電話だってそうだ。

私が子供の頃は、電話は近所の人たちとの共同回線だったので、近所の人が話し中なら、電話が使えなかった。

私が、電話をして、長電話になりそうだったら、遠くのほうから、母の声が聞こえた。

「近所の人が使えんようになるから、電話を早く切りなさい。」って…


そんな感じで、周りの人たちと、共存しながら生きていた。


だんだん人は、繋がりなく、

バラバラな感じになっていく。


孤独を感じ、寂しいと思う人が増えていく。



ところで、この電話の体験談を、Greeでしたことがあったら、めっちゃ攻撃されたことがあった。(当時41歳)


「あなたは、何時代の人ですか?」

という書き込みがあった。


続けて、こんな人もいた。

「私は、あなたより、少しだけ上ですが、電話は、各家庭に1つ1つありました。共同回線なんてなかったです。」


反論するのがめんどくさかった。そういった文明の力的な物は、地域差がある。


例えば、東京のような場所では、電話が各家庭に1つずつあったかもしれない。


うちは、愛媛の田舎

事実は、事実、

それは、紛れも無い実体験だったのだから。





一人一人が携帯電話を持つような時代では、

「あなたは、何時代の人ですか?」…って感覚になるのも仕方ない。



僅か、数十年の年の差なのにね。




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