🌟真理の扉

第136章 宇宙の風に乗る (Part3）

概念を変える。これも、未来の人に託そうか。

2019.08.19

普段あまり読まない新聞をふと見たら、1面に、パラリンピックのプレ開催がされるという記事を見つけた。


ふと、
「障害者って、変な言葉だな。」って思った。

障害者を、障害ある人と思うこと自体、不思議だなって思った。

(また、はじまった悪いクセ)

皆、個性豊かな、素敵な人達ばかりじゃないか。

「障害って、概念そのものが、おかしい。」

ってふと思ってしまった。


生きているだけで素晴らしいのだけど、
パラリンピックに出場される方々の身体能力って、おそるべし。

色々な方法で、色々な技を生み出し、
ある意味、私には、スーパーマンに見える。


障害を持つ方たちは、日常生活では、身体的、あるいは精神的な理由で、それぞれ、出来ないこともあるだろうから、
〈出来ないことが出来る人と、それが当たり前に出来る人が、支え合って生きる為〉に、
“障害者”って言葉を付けて、区別しなきゃいけないのかな？

とか、冷静に色々考えていた。


だったら、別の素敵な言葉にしてみては？


なんて、思いついた。


障害者ではなく、もっと素敵な名前を付けたらどう？ ……


そもそも、障害者を、障害ある人ってみる、概念そのものが、おかしい。



……  ああもう、私は、『モナ・リザ』と『眠る女』で手一杯なんだ。


本当、キリがないよ。


覚醒剤は、危険薬物にも関わらず、格好いい名前が付けられているし、

障害者って言葉もおかしい。



勝者は、虚飾で彩られ、

敗者こそが、真実の英雄。



レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画は、
偽物が本物になり、

本物は、作者不詳になったり、贋作呼ばわり。



「この世の何もかもが、コペルニクス的転回だ。」

そう思った。



まぁ、これも未来の人に託そうかな？



「この世の中の概念を変えることが出来たら、

アホウドリも、格好いい名前に変えて欲しいな。」


アホウドリは、阿呆じゃないですから。