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第 132章 宇宙の風に乗る。(Part1)
「消えたフェルメールを探して」
しおりを挟む「消えたフェルメールを探して」という映画が制作されていることを、私は、知らなかった。
映画が公開されたのは、2005年…
サルバトール・ムンディが、米画商組合に共同購入された、他…様々な悪巧みがされた、あの、2005年だ。
やっぱり繋がっている。
ダ・ヴィンチとフェルメールは、色々なことがシンクロしていた。
今後の展開の参考になりそうなので、
「消えたフェルメールを探して」の作品解説を転載させて頂こう。
映画『消えたフェルメールを探して』公式サイト
https://www.uplink.co.jp/kietavermeer/aboutamovie.php より転載
《作品解説》
1990年春、ボストンにあるイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館に警察官に扮した二人が侵入し、アメリカの美術品盗難史上最高額5億ドル相当(当時)の美術品13点を盗んだ。
レンブラントの『ガリラヤの海の嵐』、そしてフェルメール―遺されているたった35作のうちのひとつ、『合奏』である。ガードナー美術館は、500万ドルの懸賞金を出した。しかし時が経っても、 どれひとつとして戻ったものはない。かつて名作のあった場所には、空の額だけがかけられている。
いったい誰が何の目的で盗んだのか。盗難事件に関わった者として、アイルランド系地下組織の大物や美術品泥棒から米国上院議員、元大統領の名までが挙げられ、日本人コレクターによる依頼だという説もあったという。
手がかりは些細な情報と、これまでの探偵稼業で培ったコネクションのみ。ハロルド・スミスの捜索とともに、美術品犯罪の全貌が垣間見えてくる。
映画監督のレベッカ・ドレイファスは、少女の頃に『合奏』に出会い、その神秘的な美しさに圧倒された。『合奏』の盗難を憂いたドレイファス監督は、世界的にも有名な絵画探偵ハロルド・スミスに電話した。彼女の留守電にスミスからの伝言が残っていた。
「レベッカ、よく考えてみました。これは絶好の機会だと思います。あの事件以来、絵の所在が気になって夜中でも目が覚める。この機会に絵の在りかを突き止めましょう」
そして撮影は始まり、事件の真相に近づいていく。
この映画は、フェルメールの盗まれた絵画を、絵画探偵ハロルド・スミスが生涯をかけて犯人捜索にあたったドキュメンタリーである。
★FBIのホームページでは、現在も本件に関する手配書が公開されている。
http://www.fbi.gov/hq/cid/arttheft/topten/isabella.htm
http://www.fbi.gov/hq/cid/arttheft/northamerica/us/isabella/isabella.htm
FBIホームページにて現在も公開されている手配書 >> こちら
作品解説
■ 二階の「オランダ室」6点
フェルメール 「合奏」
レンブラント 「ガリラヤの海の嵐」
レンブラント 「黒装束の夫人と紳士」
レンブラント 「若き芸術家の自画像」
ホーフェルト・フリンク 「オベリスクのある風景」
中国・殷時代の青銅製の大杯
■ 二階の「ショート・ギャラリー」6点
ドガ 「パドックからの退場」
ドガ 「三人の騎手」
ドガ 「フローレンス近郊の行列」
ドガ 「芸術的な夜会のためのプログラム」
ドガ 「芸術的な夜会のためのプログラム」
旗竿の先の金メッキの鷹の彫刻
■ 一階の「ブルー・ルーム」1点
マネ 「トルトニ亭にて」
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