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第 132章 宇宙の風に乗る。(Part1)
ほんの133年前は、車は、馬を怖がらせる邪魔物だった。
しおりを挟むメルセデスベンツというメッセージが降りてきた。
あまり、謎解きには関係なさそうだけど、一応調べてみようと思った。
すると、興味深い内容が見つかる。
※ 先ずは、転載 (Wikipediaより)
メルセデス・ベンツ について
成り立ち
1886年にドイツの技術者、カール・ベンツによって創設された世界最古の自動車メーカーの一つ。
1886年に世界初の自動車として初の特許を取得している。当時は自動車の有用性に気が付く者はなく、「交通の主役である馬を怖がらせる邪魔者」であった。
そうした中、妻のベルタ・ベンツは、夫の発明を世間に認めてほしいと考え1888年8月5日、夫が寝ている間に二人の息子と車に乗りマンハイムの町を出発した。
当時の道は舗装されておらず、空気タイヤもまだ自転車用が発明されたばかりでその過酷さは余りあるものだった。ガソリンスタンドもなく、薬局でシミ抜き用のベンジンを購入してそれを給油しながら旅を続けた。やがて陽の暮れる頃106km離れたプフォルツハイムの町に到着する。車の回りには人々が集まり、ベルタたちに賞賛の声を送った。この時の速度(距離と時間)は、当時の馬車なら10頭以上の馬を乗り換えなければならないほどのもので、この成功により夫の発明は知られるようになり、妻は世界初の女性ドライバーとして自動車長距離旅行の歴史に名を残すことになる。
※ 転載ここまで
1886年に世界初の自動車として初の特許を取得…当時は自動車の有用性に気が付く者はなく、「交通の主役である馬を怖がらせる邪魔者」であった。
ほんの133年前、自動車は、
「交通の主役である馬を怖がらせる邪魔者」であった。
この時代の主役は、馬だった。
馬は、車に、車を操作する人間に、
主役の座を奪われた。
交通の自動車が、主役となり、道は舗装された。
「植物や虫、動物や鳥、ほか、色々な生き物たちは、今みたいな道より、133年前の
馬が主役の道を恋しがっているだろうな。」
人間だけが、この世界に住んでいるんじゃないんだ。
かといって、カール・ベンツ、ベルタ・ベンツ夫妻の功績を否定するわけではない。
立派な、発明であり技術だと思った。
妻のベルタ・ベンツの活躍も素晴らしいものがある。
【ベルタ・ベンツは、夫の発明を世間に認めてほしいと考え1888年8月5日、夫が寝ている間に二人の息子と車に乗りマンハイムの町を出発した。】
↑↑↑↑↑
この文章には、心ときめいた。
…色々な想いは、駆け巡る。
「ほんの133年前まで、交通の主役は、馬だった。」
この気持ちだけは、忘れずにいようと思った。
そして、やはり、中庸の意識が大切。
共存し、全てを認め合う社会。
その意識を、人間は忘れてしまった。
人間は、自分たち中心の社会を作ろうとし、
傲慢になり過ぎた。
だから、異常気象を招いた。
地球温暖化も招くことになった。
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